大容量直流電子負荷装置 「34000Cシリーズ」 販売開始のお知らせ

株式会社 計測技術研究所(本社所在地:神奈川県横浜市 代表取締役社長 渡辺祐二)は、従来の大容量直流電子負荷装置「34000Aシリーズ」から大幅なダウンサイジングした電子負荷容量体積の「34000Cシリーズ」の販売を開始しました。

大容量直流電子負荷34000Cシリーズ

従来品と比べ、幅600mmから19インチラックサイズ(440mm)へダウンサイジングし、電子負荷容量単位を5kWから6kWへ拡張させることで、コンパクトな設置と19インチシステムラックへのラッキングが可能となり、より大容量電子負荷を身近にお使いいただくことが可能です。

1台で2000Aまで負荷電流にシンクが可能なモデルと定格電圧が1200Vまで対応したモデルをラインナップしており、近年、電動化により目まぐるしく変化するオートモーティブ市場を念頭に、保護素子である大電流ヒューズ試験や急速充電器評価、オンボードチャージャー試験、バッテリー放電試験など多種多様な試験に対応することができます。 従来の「34000Aシリーズ」と同様のマスタースレーブ機能を搭載し、CC,CR,CV,CP,ダイナミックモードに対応し大容量での過渡応答試験(ダイナミックモード)や充電器評価試験(CVモード)など、幅広い試験が可能です。

従来品34000Aシリーズと34000Cシリーズの差異

シリーズ名34205A34206C特長差異
定格600V/160A/5kW600V/420A/6kW負荷容量比で20%拡張
サイズ647 x 573 x 766446 x 444 x 763体積比で47%コンパクト化
質量100kg62kg重量比で38%軽量化

特長

  • 6kW~24kWまで(8モデル/3種類の定格電圧) 同一モデルによる並列最大8台 最大電力192kWの大容量を実現
  • 4つの通信モード GP-IB/RS-232C/USB/LANに対応
  • 7つの負荷モード CC, CR, CV, CP ,  CC+CV,CP+CV, ダイナミック/ショート各動作モードに対応
  • 3種類の定格電圧をご用意 150V、600V,1200V  最大1200Vの定格電圧はPFC回路評価に最適
  • 大型表示パネル採用 高分解能 5桁表示(電圧・電流・電力)
  • 150メモリ内蔵 負荷設定はメモリに記憶し即座に設定可能
  • OCP/OPP試験,MPPTモード,バッテリー放電試験、パルス放電モード、ランプ放電モードを搭載

アプリケーション

  • EV/HEV用高電圧コンバータの評価試験
  • 充電器、バッテリー試験、ATEシステム

受注開始時期

2021年3月29日(月)

ラインナップ

定格電圧150V
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定格電圧600V
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定格電圧1200V
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※価格・納期に関しては当社営業までお問い合わせください。