出力可能な衛星信号は何ですか?

GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)※1、QZSS(みちびき)、IMESの信号に対応しています。
上記の中から2種類の信号を選択して同時に出力できます。
※1BeiDou(北斗)はオプション

MSG-2060とMSG-2060ATTの違いは何ですか?

出力レベル範囲と回路の構成が異なります。

MSG-2060は信号を合波後にアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルは同時に可変します。
MSG-2060ATTは発信器ごとにアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルを独立して可変できます。

Labsat3との違いは何ですか?

Labsat3は、実際の衛星信号を記録/再生する機器になります。記録した信号を再生するため受信機は測位を行うことが出来るので受信機の動作確認に適しています。

MSG-2060は衛星1基分の信号しか出力できませんが、高精度で安定した信号を出力できるので、受信モジュールのCN感度調整、評価に適しています。

旧機種との違いを教えてください。

下記の機能比較表をご参照ください。

比較項目
MSG-2060(ATT)
MSG-2051
MSG-2050
MSG-2041-01(11)
MSG-2041
対応衛星GPS、GLONASS、QZSS、IMES、BeiDouGPS
出力レベル範囲-80dBm~-140dBm 1dB step
(ATT-90.0dBm~-149.9dBm 0.1dB step)
-60.0dBm~-149.9+dBm
1dB step
-80dBm~-140dBm
1dB step
-50.0dBm~-149.9dBm
0.1dB step
-50dBm~-149dBm
1dB step
ドップラシフト無し±10kHz 0.1Hz step無し±10kHz 0.1Hz step
周波数確度5×10-82×10-85×10-8
外部同期無し1pps、2pps無し1pps無し
リファレンス入出力無し10MHz IN、OUT無し10MHz IN、OUT
インターフェイスGP-IB、USBGP-IB

測位は可能ですか?

MSG-2060の信号で測位は行えません。測位が必要な場合はLabsat3をお勧めします。

出力端子にDCを印加しても大丈夫ですか?

大丈夫です。
MSG-2060は、出力に耐圧50VのDCカッターを内蔵しています。

海外で使用することは可能ですか?

可能です。

海外へ持ち出す際には該非判定書が必要となります。こちらより発行をご請求ください。