オーディオ機器から発せられる音が人間の耳はにどのように聞こえるかを再現するためのフィルター回路のことです。

人間の耳で聞くことの出来る音の範囲は20Hz~20kHzと言われています。この範囲内の周波数であれば音として認識は出来ますが聞こえ方は周波数によって異なります。オーディオ機器の場合、「人間の耳にどう聞こえているのか?」という評価を行う場合に人間の耳の利得を再現した聴感補正フィルタを使用します。

下のグラフは、MAS-8400シリーズに搭載されている聴感補正フィルタの特性です。

聴感補正フィルタ
JIS-A
CCIR/ARM
DIN AUDIO
JISで規定されているAウエイト特性の聴感補正フィルタです
ITU-R468で規定されているCCIRウエイト特性の聴感補正フィルタです
DIN45405で規定されているオーディオ帯域フィルタです

MAS-8400シリーズでは、上記以外にもお客様の用途に応じてカスタムフィルタの搭載が可能になっております。(オプション)