インダクタンス成分の再現可能な電圧変動模擬電源システム

直流電源にて固有の負荷における変動挙動を再現し、その変動挙動が発生した状態で駆動するDUTの評価では模擬可能な直流電源が必要となります。電圧変動だけであれば定電圧出力時に電圧変動可能な直流電源は市販されておりますが、インダクタンス成分を含んだ電源電圧変動ではインダクタンスへの充放電の模擬も必要となる為再現は困難です。下図のように可変直流電源を定電圧出力させ、高速電子負荷を放電用と充電用にそれぞれ定電流制御させることでインダクタンス成分を模擬させることが可能となり、いままで再現が困難であったインダクタンス成分を含んだ電圧模擬をすることが可能です。

テストイメージ

インダクタンス成分の再現可能な電源電圧変動模擬負荷システム

特長

  • 高周波特性に優れた外部制御入力。 100KHzまでのリップル重畳電流が可能
  • オシロライクな操作性。抵抗負荷と同様の特性をもち電流遅れのない立ち上がりを実現
  • TDKラムダ製の可変直流電源 GENESYS+シリーズも販売可能。1Uサイズで5kWの出力可

関連製品

ハイエンド多機能電子負荷装置「Load Stationシリーズ」


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