回生型電源は双方向電源とも呼ばれ、系統(商用ライン)を直流に変換してバッテリーを充電したり、その逆にバッテリーを放電し直流を交流に変換して系統に戻して再利用するなど、文字通り双方向に電力をやり取りすることができる電源です。

図のように回生型電源には双方向コンバータが内蔵されており、交流から直流(またはその逆)と直流から直流(またはその逆)の変換を担っています。バッテリーの充放電試験に利用する場合、例えば電気代の安い時間帯に充電しておき、電気代の高い時間帯にバッテリーから系統(商用ライン)に戻して再利用することが可能となります。 直流電源と電子負荷の単品組合せとは違い回生型電源(双方向)は電流の±の向きによりシームレスに充放電試験を一体的に行える電源となります。

充放電試験とは?

充放電試験は、各種バッテリー(二次電池)を試験するために充電(直流電源)と放電(電子負荷)を繰り返して試験します。