DSPって、そもそもナニ?

DSPとは

 DSP(Digital Signal Processor)は、様々な処理をするという意味ではコンピュータに搭載されているCPU(Central Processing Unit)と似ていますが、得意分野が異なります。

デバイス得意分野
CPU様々なOA処理、ゲーム、インターネットブラウジングなどの汎用的な処理
DSPオーディオ信号や映像信号のデータを高速に処理(フィルタやノイズ除去など)

DSPの用途

 デジタル信号処理という名前の通り、様々な信号の処理に適している訳ですが、アナログ処理では難しかった様々なことがDSPの登場で実現されています。

分野応用例
オーディオ処理携帯電話の音声圧縮(伸張)処理 アンプのデジタル信号処理(音質調整、ノイズ除去など)
画像・動画処理デジタルカメラの画像処理(ノイズ除去、露光補正
通信機器デジタル無線通信 デジタル変調・復調処理

合わせて読みたい

関連情報

PWMって、そもそもナニ? 

コンデンサって、そもそもナニ?