本器は、GNSS(Global Navigation Satellite System)の疑似信号を 発生する信号発生器です。
(レベル測定用のため、測位測定はできません。)
アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、日本のQZSS、IMESを標準で搭載しています。オプションで中国のBeiDouも搭載することができます。
GPS、GLONASS、QZSS、IMES、BeiDou の疑似信号の内、2種類の信号の同時出力が可能です。
![](https://www.keisoku.co.jp/pw/wp-content/uploads/2024/05/MSG-2060_front.webp)
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お問い合わせ本体標準価格(税抜):¥1,370,000~¥1,730,000 / 価格表・オプション情報はこちらをクリック >>
型名 | 概要 | 標準価格(税別) |
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MSG-2060本体 | GNSS信号発生器 | ¥1,370,000 |
MSG-2060ATT本体 | GNSS信号発生器 | ¥1,730,000 |
MSG-2060Beidouオプション | GNSS信号発生器 | ¥470,000 |
注:価格は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承下さい。
- 特長
- 仕様
- カタログ
- FAQ
- カラータッチパネルを採用、パネルでの操作、設定が可能
- 各衛星番号の設定
- 出力レベルの設定 (-80~-140dBmまで高速で切換え可能)
- CW(無変調波)の出力
- リアルタイムクロックの設定
- 付属のPCアプリケーションソフトウェアを使用しUSBからも操作、設定が可能。
出力 | |||||
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標準 | ATTオプション | ||||
出力レベル | -80~-140dBm | -90.0~-149.9dBm | |||
確度 | ±1.0dB | ||||
レベルステップ | 1dB | 0.1dB | |||
スプリアス出力 | 第2次高調波 -50dB以下 | ||||
GNSS |
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GLONASS | GPS | QZSS | IMES | BeiDou オプション |
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周波数 | 1.5980625GHz ~ 1.605375GHz (L1) | 1.57542GHz | 1.5754282GHz 又は1.5754118GHz | 1.561098GHz | |
周波数確度 | 5×10 ⁻⁸以下 | ||||
周波数ステップ | 562.5kHz | - | |||
PRNコード | PR ranging code | 37種C/Aコード | 5種C/Aコード | 10種C/Aコード | B1I Ranging code |
(511ビット系列 GOLD符号) | (1023ビット系列GOLD符号) | - | |||
チャンネル | 周波数チャンネル -7 ~6 | SV1~SV37 | SV193~SV197 | SV173~SV182 | 1~37 |
変調周波数 | 511kHzクロック | 1.023MHzクロック | 2.046MHz クロック |
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データ変調 | PR ranging code 同期分周、 50bpsBPSK | C/Aコード同期分周、 50bps、BPSK | QPSK | ||
NAVIデータ | 50bpsテストパターン | 250bps/50bps | D1:50bps D2:500bps |
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一般仕様 |
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シリアルインターフェース | USB TYPE B 通信条件: 57600 8ビット、none-parity、stop-1(固定) |
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パラレルインターフェース | GP-IB | ||||
電源電圧 | DC7.5V 付属ACアダプタ (AC90-264V 50/60Hz) | ||||
外形寸法(突起物含まず) | 210(W)×88(H)×300(D) | ||||
重量 | 約2.4kg(標準時) |
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動作温度範囲 | 0~+40℃ | ||||
性能保証温度範囲 | +10℃~+35℃ | ||||
バッテリーバックアップ機能 | 設定値と保存データを保持 | ||||
OS | WindowsXP / Windows7対応 |
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出力可能な衛星信号は何ですか?
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GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)※1、QZSS(みちびき)、IMESの信号に対応しています。
上記の中から2種類の信号を選択して同時に出力できます。
※1BeiDou(北斗)はオプション
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MSG-2060とMSG-2060ATTの違いは何ですか?
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出力レベル範囲と回路の構成が異なります。
MSG-2060は信号を合波後にアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルは同時に可変します。
MSG-2060ATTは発信器ごとにアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルを独立して可変できます。
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Labsat3との違いは何ですか?
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Labsat3は、実際の衛星信号を記録/再生する機器になります。記録した信号を再生するため受信機は測位を行うことが出来るので受信機の動作確認に適しています。
MSG-2060は衛星1基分の信号しか出力できませんが、高精度で安定した信号を出力できるので、受信モジュールのCN感度調整、評価に適しています。
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旧機種との違いを教えてください。
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下記の機能比較表をご参照ください。
比較項目MSG-2060(ATT)MSG-2051MSG-2050MSG-2041-01(11)MSG-2041対応衛星 GPS、GLONASS、QZSS、IMES、BeiDou GPS 出力レベル範囲 -80dBm~-140dBm 1dB step
(ATT-90.0dBm~-149.9dBm 0.1dB step)-60.0dBm~-149.9+dBm
1dB step-80dBm~-140dBm
1dB step-50.0dBm~-149.9dBm
0.1dB step-50dBm~-149dBm
1dB stepドップラシフト 無し ±10kHz 0.1Hz step 無し ±10kHz 0.1Hz step 周波数確度 5×10-8 2×10-8 5×10-8 外部同期 無し 1pps、2pps 無し 1pps 無し リファレンス入出力 無し 10MHz IN、OUT 無し 10MHz IN、OUT インターフェイス GP-IB、USB GP-IB
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測位は可能ですか?
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MSG-2060の信号で測位は行えません。測位が必要な場合はLabsat3をお勧めします。
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出力端子にDCを印加しても大丈夫ですか?
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大丈夫です。
MSG-2060は、出力に耐圧50VのDCカッターを内蔵しています。
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海外で使用することは可能ですか?
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可能です。
海外へ持ち出す際には該非判定書が必要となります。こちらより発行をご請求ください。