- 単相3台を3PHモードで同期運転させることで、三相5.6kW~67.5kWまで拡張可能
- 専用のアプリケーションソフトを準備。シーケンス生成及び専用機能アシストモードを搭載
- 波形観測に便利なアイソレーションされた電圧・電流モニタを標準搭載
V2Xシステムの評価に特化した非逆潮流交流模擬負荷生システムです。非逆潮流のドロッパー方式の交流電子負荷の為、V2Xシステムに回生電力が流れ込みません。V2Xのエネルギーマネージメントシステム評価に最適なシステムとなります。
※V2Xとは
V2Hは「EVを家庭用の蓄電池として有効利用する技術」として実用化され、非常用電源としても広く使われております。しかし、あくまで家庭用の単相負荷対応しかできません。一方、V2Xシステムを応用すれば、三相負荷に対応できるため、大容量機器への電力供給が可能です。災害時の緊急電圧源として注目され、近年各社V2Xシステムの開発に力を入れています。
お問い合わせください(本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
V2Xシステムのトレンド負荷の模擬は大容量となるため、回生型交流電子負荷を使用するケースが多く見られます。この方式では省スペース化が可能で、負荷電力を熱変換することなく、回生電力として再利用できます。ただし、発電電力が大きい場合、構内での回生だけでは消費しきれず、逆潮流が発生する恐れがあるため、回生電力の容量に合わせた系統電圧源の準備が必要です。また、回生エネルギーが評価対象のV2Xシステムに流れ込んでしまい、マネジメントシステムの評価が難しくなることもあります。
一方で、ドロッパー(熱変換)方式の交流電子負荷は、別途換気装置が必要になるものの、逆潮流の問題や回生電力に合わせた系統電圧源の準備が不要で、安定した運用が可能です。
動作原理
アプリケーション
逆潮流の心配の無い、V2Xシステム評価用模擬負荷に最適な大容量交流電子負荷
大容量の燃料電池の放電特性評価には回生型直流電子負荷が使われ、回生により省スペース化と省エネが可能です。しかし、発電電力が大きい場合、逆潮流防止や系統電圧源の準備が必要です。一方、ドロッパー方式の電子負荷は廃熱処理が必要ですが、逆潮流の心配がなく、系統電圧源を準備せずに使用できます。
本体標準価格(税抜):お問い合わせください
選定・搬入のご注意
機器選定について
- 瞬時過電圧が発生する可能性のあるD.U.T(被試験物)を接続する際は、定格電圧に十分余裕のある機器をご選定ください。
- 当社電子負荷はレンジ幅が広くなっております。印加電圧、負荷電流に対し電力制限が掛かる場合がございますのでご注意ください。
- 0V付近からの低電圧領域での負荷動作を御所望の場合は当社ドロッパータイプの最小動作電圧がない電子負荷をご選定ください。
設置について
- 製品への供給電源はお客様にてご準備ください。
- D.U.T(被試験物)と製品との距離はノイズや配線抵抗等の影響があるため、できる限り近い距離でご使用ください。
- 負荷線は、短く、太い電線をご準備ください。
- 大電流を急速にオフした場合、負荷線のインダクタンス成分により逆起電力が発生して過電圧印加となる可能性がありますのでご配慮ください。
- 電子負荷へ負荷電圧をブレーカー等のスイッチにより印加する場合、負荷装置はLOADをオフの状態で行ってください。
- 電子負荷は空冷用ファンを内蔵しています。設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 当社製品は産業用の装置として設計・製造されており、ハイセイフティ用途(*)への使用を想定した製品ではございません。予めご了承ください。
(* ハイセイフティ用途とは、極めて高度な信頼性や安全性が要求され、機器の故障や誤動作により、信頼性や安全性が確保されない場合、生命、身体や財産等に損害を及ぼす恐れがある用途のことを言います) - 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意下さい。
搬入について
- 大型機器の搬入に際しましては、建物入口の高さや設置場所までの搬入経路の確認をお願いいたします。
- 製品のご納入は、原則として「国内指定場所での車上渡し」とさせていただきます。大型機器などの荷降ろし以降の作業はお客様にて実施をお願いいたします。
- 時間指定の配送や荷降ろし、現地試運転などの作業は、別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申し付けください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ