RM-104
  • RM-104
  • RM-104前面
  • RM-104背面
  • 世界で唯一のリップルノイズメータ
  • オプションのLANインターフェースを追加で、ネットワークへの接続も可能
  • 5種類のノイズ電圧を簡単測定
オンリーワン製品

RM-104は、スイッチング電源の出力に現れる複雑なリップルノイズ波形から選択した電圧のみを抽出してデジタル表示出来る、世界で唯一のリップルノイズメータです。
オプションのLANインターフェースをご利用頂くことで、ネットワークへの接続も可能となります。

¥428,000 (本体標準価格・税抜)

お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]

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特長

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5種類のノイズ電圧を簡単測定

スイッチング電源の直流出力には直流成分の他にスイッチング回路から発生するノイズやリップル、さらに商用周波数成分(50/60Hz)のリップルが複雑に合成された波形となっています。RM-104を使うとこのようなリップルノイズ波形から5種類の電圧を簡単に測定することができます。

大型ロータリーノブを採用

リップルノイズ波形の模式図
A:リップルノイズ(LF+HF, NOISE) / B:リップル(LF+HF, RIPPLE) / C:ノイズ(HF, NOISE) / D:スイッチングリップル(HF, RIPPLE) /
E:ACリップル(LF, RIPPLE) / ()は本機のフィルタ及びモード設定です。

仕様

型名RM-104
電圧測定
DC電圧測定 電圧レンジ±6.0000 V±60.000 V±500.00 V
測定分解能0.1 mV1.0 mV10.0 mV
測定オートレンジ範囲-6.0000 V~6.0000 V-60.000 V~-5.600 V-500.00 V~-56.00 V
5.600 V~60.000 V56.00 V~500.00 V
測定確度*1±0.025 % of rdg. ±0.025 % of f.s.
最大入力電圧±500 V
測定時間*290msec以下(Fast Mode) /250msec以下(Slow Mode)
リップル・ノイズ
電圧測定
電圧レンジ300.0 mVp-p3000 mVp-p
測定分解能0.1 mV1.0 mV
測定確度 *1,3,4 ±2 % of rdg. ±1 % of f.s.
フィルタTHRU50 Hz~100 MHz
LPF50 Hz~2 kHz
HPF2 kHz~100 MHz
20 MHz帯域制限50 Hz~20 MHz
リップル分離比*50.0 %~50.0 % (0.5 % increment)
測定時間*2,5 約170 ms
外部コントロール信号 出力/入力
制御出力信号OUT PORT PASS,FAILフォトカプラ出力 コモン共通(14 ピンコネクタ) *6
OUT PORT スタートトリガフォトカプラ出力 コモン共通(14 ピンコネクタ) *7
OUT PORT 4 CH出力フォトカプラ出力 (SC-83 コントロール用) *6
インターフェース
USBハードウェアUSB2.0 仕様に準拠、通信速度480 Mbps
ソケットB タイプ
ターミネータ受信時LF or EOM、送信時LF + EOM
デバイスクラスUSBTMC-USB488 デバイスクラス仕様に準拠
GPIBIEEE488.1準拠(アドレス1~30,工場出荷時1)
一般仕様
入力電源相数単相2線
入力電圧/周波数AC85 V~264 V / 50 Hz ±3 Hz又は60 Hz ±3 Hz
入力電力30 VA以下
質量本体のみ約1.8kg
寸法*8インターフェース部の突起部含まず180(W) x 85(H) x 300(D)mm
環境条件設置環境屋内使用
使用環境条件凍結、結露、腐食性ガスのないこと
動作温度0 ℃~ +40 ℃
動作湿度20 %rh ~ 85 %rh(結露なし)
保存温度 -20 ℃~ +60 ℃
保存湿度20 %rh ~ 85 %rh(結露なし)
高度2000 m 以下
耐電圧入力-出力間AC3000 V、1 分間印加で異常なし
入力-FG間AC1500 V、1 分間印加で異常なし
絶縁抵抗入力-FG間DC500 V、30 M Ω 以上
準拠規格EMC規格EN 61326-1、 EN 61000-3-2
CE低電圧指令2014/35/EU
安全規格 IEC 61010-1
付属品
取扱説明書CD
電源コード電源ケーブル3P 2m (PSE)
差動プローブDP-100A
BNC-ワニ口ケーブルBM-58U-150KO
コネクタ57-30140
オプション
SC-83 リップルノイズスキャナご注文時
及びご購入後
リップルノイズメータ RM-104 専用のチャンネル切替スキャナです。デジタル I/O または、手動にて 8 チャンネル入力の切り替えができ、さらにもう1台のSC-83 を接続することにより、最大 16 チャンネル入力の切り替えができます。
RMSC-10RM-104-SC-83接続ケーブルご注文時
及びご購入後
RM-104とSC-83を接続するケーブルです。
SCSC-05SC-83-SC-83接続ケーブルご注文時
及びご購入後
SC-83を2台で使用する場合に、SC-83同士を接続するケーブルです。
入力用BNCコネクタ 
リアパネル取り付け
-ご注文時*9入力用BNCコネクタをリアパネル側に変更します。
RX-01LANオプションご注文時*9ハードウェアIEEE 802.3 100Base-TX/10Base-T Ethernet
IPv4, RJ-45 コネクタ
uIP/TCP(キープアライブ信号は未対応)
ターミネータVXI-11、HiSLIP: 受信時LF or END、送信時LF + END
SCPI-RAW: 受信時LF、送信時LF

*1 : 周囲温度23 ℃±5 ℃, 湿度70 %以下において6ヶ月間保証いたします。 *2 : 同一測定レンジの場合の測定時間です。 *3 : リップル分離比が0 %~10 %の範囲を保証します。 *4 : 10 kHz~10 MHzの周波数範囲での場合です。 *5 : 10 kHz~100 MHzの周波数範囲で機能します。 *6 :フォトカプラ出力  出力定格:24V 10mA MAX *7 :入力定格:12V 12mA(入力抵抗1KΩ) *8 :外形寸法はインターフェースの突起部を含まない値です。 *9 :工場出荷オプションです。

  • 校正年月は起動時に画面へ表示されます。
  • 旧モデルRM-103と互換性があります。

標準価格(税抜):¥428,000 

2024年6月版
型名入力インピーダンス規格標準価格(税抜)
直流電圧
リップル
RM-104直流1MΩ高周波50ΩIEEE488.1準拠
¥428,000
型名
概要
標準価格(税抜)
SC-838チャンネルスキャナ
¥436,000
検査成績書
RM-104/RECRM-104検査成績書
¥15,000
TCP製品別トレーサビリティ
(検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります)
¥5,000
SCI標準器試験成績書
(検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります)
¥20,000
RM-104 インターフェースアクセサリー(工場出荷オプション)
RX-01LANインターフェース
¥36,000
ケーブルアクセサリー
RMSC-10RM-104 → SC-83接続用ケーブル
¥20,000
DP-100A*1差動プローブ(みの虫クリップ付きケーブルタイプ)
¥45,000
DP-100B差動プローブ(みの虫クリップ無しケーブルタイプ)
¥45,000
DP-100CMみの虫クリップ付きケーブル 10cmケーブル3色(赤・黒・緑) 各1本
¥3,600
DP-100Cみの虫クリップ無しケーブル 20cmケーブル3色(赤・黒・緑) 各1本
¥3,600
BM-58U-150KO*1信号ケーブル(同軸50Ω) 1.5m 片側ミノムシ - 片側BNC
¥3,500
アクセサリー 差動プローブ/同軸ケーブル/高周波終端抵抗/GP-IBケーブル
DP-100A*1差動プローブ(みの虫クリップ付きケーブルタイプ)
¥45,000
DP-100B差動プローブ(みの虫クリップ無しケーブルタイプ)
¥45,000
DP-100CMみの虫クリップ付きケーブル 10cmケーブル3色(赤・黒・緑) 各1本
¥3,600
DP-100Cみの虫クリップ無しケーブル 20cmケーブル3色(赤・黒・緑) 各1本
¥3,600
BM-58U-150KO*1信号ケーブル(同軸50Ω) 1.5m 片側ミノムシ - 片側BNC
¥3,500
GP-05GP-IBケーブル(50cm)
¥22,000
GP-10GP-IBケーブル(1m)
¥23,000
GP-20GP-IBケーブル(2m)
¥26,000
TRC-50F2*2高周波終端抵抗器
¥20,000

*1 RM-104本体に1本添付されてます。
*2RM-104本体に同等も回路を内蔵しております。

製品カタログ

ダイジェストカタログ
ダイジェストカタログ
リップルノイズメータ
リップルノイズメータ

アプリケーション

正確なリップルノイズの測定方法

オシロスコープを使ったリップルノイズの測定方法

オシロスコープでリップルノイズ測定する場合、入力抵抗を1MΩから50Ωにインピーダンス整合する必要があります。ただしオシロに内蔵されている抵抗器は0.5W程度しかなく5V以上の電圧を測定した場合、抵抗器が焼損しオシロが破損してしまうことがあります。
当社TRC-50F2は抵抗器と直列にコンデンサを挿入しており、直流分をカットし測定信号のみを伝送するようになっております。

コモンモードノイズ除去に最適なプロービング方法

コモンモードノイズを簡単に除去する方法とは

コモンモードノイズを含んだノイズ測定をする上で、コモンモードノイズを物理的に抑制させる方法はいくつかあります。ここでは、プローブを使う上での問題点と弊社DP-100A差動プローブを使うメリットについてご案内いたします。

設備組み込み電源の寿命判定に最適なリップルノイズメーター

スイッチング電源の寿命判定に最適なリップルノイズメーター

リップルノイズメーターRM-104はオシロスコープを使うことなく、簡単にリップル電圧を分離し測定できる為、複雑な操作や個人差による測定誤差なく、SW電源の寿命判定基準となるリップル電圧を測定することが可能です。

リップルノイズ測定機能付き電子負荷

リップルノイズノイズ測定機能を搭載した電子負荷装置

特長 関連製品 直流電子負荷「Load Stationシリーズ」

リップルノイズスキャナSC-82 による多CH測定

市販されている広帯域のスキャナ(信号切り替え器、マルチプレクサ)は、信号電送経路のGND側は共通になっているのが一般的です。広帯域特性を実現するためにはGND側を共通にした方が特性を得やすいためですが、多チャンネル出力のスイッチング電源は各出力のGNDが共通でないものが多いため、市販のスキャナでは問題となる場合があります。

アプリケーションをもっと見る

外観図

RM-104外観図PDF
RM-104外観図PDF

機器選定・使用時のご注意

機器選定・使用時のご注意

  • D.U.T(被試験物)からの測定入力直流電圧は最大±500Vまでとなっておりますので、入力の定格電圧の範囲でお使いいただけるよう、対象のD.U.T(被試験物)の出力電圧をご確認くださ い。
    本専用器以外に電子負荷と一体型となったタイプ(リップルノイズ測定オプション)もございます
  • 測定時にはコモンモードノイズ除去をする為の、付属の専用差動プローブを用いて測定ください。
  • 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。

上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意ください。

保守サービス

修理・校正のご案内

当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。

はやぶさ特急校正サービス

対象製品の校正からご返却までを、お預かり後3営業日以内に実施するサービスです。

つばめ準特急校正サービス

対象製品の修理からご返却までを、お預かり後6営業日以内に実施するサービスです。

ISO/IEC17025校正

ISO/IEC17025校正が必要なお客様に、当社を通して一般財団法人日本品質保証機構による校正を実施させていただくことが可能です。

消耗品交換・メンテナンスの実施について

製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

交換推奨部品

FAQ

以下をクリックしてご覧ください

RM-104 (6)

測定データを保存する機能はありません。

RM-103 RM-104
Tags: RM-104, RM-103

「SHIFT」を押します。画面に「ooooo」と表示されます。

RM-104 レシオの設定方法

「RATIO」を押します。レシオの設定値が表示されます。

リップルノイズメーターRM-104 レシオの設定方法

上下ボタンで0.5%の分解能で値を変更できます。

RM-104 レシオの設定方法

Tags: RM-103, RM-104

PCで制御する際に通信が出来ない場合は以下をご確認ください。
 ・電源コードが外れていないか
 ・電源スイッチが入っているか
 ・RM-104とPC間のコントロールケーブルが正しく接続されているか
 ・GP-IBアドレスは正しく設定されているか(他の機器と重複した番号になっていないか)
 ・SC-83(増設用切替スキャナユニット)が接続されている場合、SC-83の電源は入っているか
 ・SC-83(増設用切替スキャナユニット)が接続されている場合、SC-83のロータリースイッチがRになっているか

RM-104で通信ができない際の確認項目
Tags: RM-103, RM-104

設定には順番があります。必ず上限値を先に設定し、その後に下限値を設定してください。
下限値は上限値より小さい値を設定してください。

RM-104をパソコンとUSBで接続したときに
・パソコンからCOMポートとして認識させること
・USB-COM変換ケーブルのようなもので変換し、パソコンとCOMポート接続で使用する
ということはできません。

USBで制御する場合は付属のActiveXコントロール経由で使用してください。

Tags: RM-103, RM-104
  1. リップル値は何を測定しているのでしょうか。
    リップルノイズメータ RM-103に表示されているリップル値は、除去したいスパイクノイズ部を取り除いた時のPeak-Peakの値です。
    除去したいスパイクノイズ部はリップル分離比(リップルレシオ)によって決められます。
    例えばリップル分離比を2%(出荷時の設定)に設定すると0%から2%の間のスパイクノイズ部が分離され、Peak-Peakをリップル値として表示します。(図1参照)

    図1

  2. 周期が明確でない波形や一定ではない波形は測定できますか。
    以下のような波形でも周期が一定の波形と同じように測定が出来ます。

    図2

※リップルノイズに関する情報は、「お役立ち情報」ページからもご覧いただけます。併せてご覧ください。

各種ダウンロード

RM-104取扱説明書
日本語版(2.9MB)
RM-104取扱説明書
英語版(2.2MB)

お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]

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記載されている仕様・形状等は、改良等により予告なしに変更されることがあります。最新の製品情報につきましては、当社までお問い合わせ頂けますようお願い致します。