三相400Vを超える電圧の設定
当社交流電源の出力は三相4線式となっており、出力の最大電圧(相電圧)は300Vとなります。
これに対して三相電源を必要とする多くの機器は三相3線式となっております。このような場合、以下のような点を考慮すれば三相4線から三相3線の機器に電源供給することが可能です。
これに対して三相電源を必要とする多くの機器は三相3線式となっております。このような場合、以下のような点を考慮すれば三相4線から三相3線の機器に電源供給することが可能です。
- 三相4線の中点(N)は接続しない
- 交流電源の電圧設定は「相電圧」により設定する
- 従って、負荷側にかかる電圧(線間電圧)は、1.73(√ 3)倍となる
線間電圧400Vで動作する機器の電源電圧は、相電圧で換算すると400 ÷ 1.73 = 231Vとなりますので、相電圧300Vまでの交流電源でも400V電源機器の試験が可能です。
製品情報
製品名 | 型名 | 主な仕様 |
---|---|---|
小/ 中容量プログラマブル交流電源 | EACシリーズ | マルチ相出力/ 三相出力 3kVA ~ 6kVA |
大容量プログラマブル交流電源 | EABシリーズ | ユニット拡張により三相 3kVA ~ 18kVA |
6300シリーズ | 単体で三相 9kVA ~ 150kVA | |
多機能プログラマブル交流電源 | EALシリーズ | 単相500VA~4kVA |
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