JASO規格に対応した車載用ケーブルの耐電圧試験方法

車載用ケーブル(電線)の耐電圧試験は、JASO(日本自動車技術会規格)で規定されており、絶縁破壊やフラッシュオーバーなどの異常が発生しないか安全性の評価を実施しております。公称導体断面積で試験電圧が決まっており最大5kVrmsの試験電圧が必要です。
一般的な耐電圧試験器では5kVの出力は可能ですが、耐圧試験器には設定誤差があり、5kVrmsを指定しても実際は4.99kVになるケースもあり、規格電圧まで印加できない可能性があります。7800シリーズではオプションを追加することで最大6kVrmsの出力が可能で規格試験電圧以上の電圧印加と試験規格にある段階昇圧試験を実施することができます。

テストイメージ

JASO D 618準拠した電線の耐電圧試験

特長

  • JASO規格に最適なAC6kVrms/30mAをオプション(Opt.7015)で準備
  • 段階的な電圧印加(段階昇圧試験)を標準のプログラム運転(Pro-VOLT機能)で可能
  • 試験時間を0.1~999.9秒および連続設定が可能

関連製品

多機能安全試験器「7800シリーズ」


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