簡単な三相3線式系統模擬電源(大容量)の構築方法

大容量PCSの認証前や評価の際に三相3線または三相4線の結線が必要な場合、交流電源を用いて系統結線を模擬する方法が一般的です。ただしPCSからの逆潮流(逆電流)が発生する為、使用する交流電源は逆潮流に対応(吸い込みが可能)したリニア方式か逆潮流応の交流電源が必要です。ただし試験用途が結線模擬のみであれば抵抗負荷と安価な交流電源を組み合わせることで、簡単に逆潮流に対応した系統模擬電源を構築することが可能です。

テストイメージ

抵抗負荷を用いた三相3線および三相4線式系統模擬電源

特長

  • 三相で10kVA~150kVAをラインナップ。三相4線出力なので三相3線としても使用可能
  • 世界各国の系統模擬に最適な線間電圧606Vrmsまたは1040Vrmsのオプション
  • 逆電流保護オプションにより、本体へ逆電流(逆潮流)を検知し安全に出力停止

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大容量プログラマブル交流電源「QAシリーズ」


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