PW-600E バーコードリーダの活用
PW-600E のソフトウェアPowerTestSite では市販のバーコードリーダを使用して検査対象製品のバーコードを読み込み、必要な検査プログラムを開いたりシリアル番号を入力することができます。ここではバーコードリーダを使用するときのワンポイントをご紹介します。
使用可能なバーコードリーダ
RS-232C インターフェースで接続するタイプのバーコードリーダであれば基本的に使用可能ですが、事前の動作確認をお勧めします。
なお、最近のPC の中にはRS-232C インターフェースが装備されていないものが増えています。そのような場合 は一般に市販されているUSB/RS-232C変換ケーブルを使用することができます。
この変換ケーブルはUSB に接続することにより、あたかもRS-232C インターフェースがあるかのように使用することができるものです。
PowerTestSite 設定の手順
まず最初にProject Manager のManager Setupによりバーコードリーダを使用するということを指定します。 以下のように「use」をチェックし、使用するRS-232CのCOMポート番号を指定します。このCOM ポート番号が実際の接続と合っていないと動作しませんのでご注意下さい。
特にUSB/RS-232C変換ケーブルを使用すると自動的に空いているポートに割り当てられるためCOM1 になるとは限りません。
次にProject Propertyの”barcode pattern” により検査プロジェクトごとにバーコード読み取り後の動作を細かく指定することができます。
右の例では読み込んだバーコード文字列の1文字目から7文字分をProduct Numberとして認識し、Project ManagerとExecuteで「すでに入力されている内容と同じバーコードが読み込まれたかどうか」チェックす るようになります。このとき、下部の”start Execute when pattern is match” がチェックされていると、これらの内容が合致した場合、自動的に検査を開始することが出来ます。次に8文字目からシリアル番号のヘッダ1文字、本体4文字、末尾1文字の計6文字をシリアル番号文字列として認識し所定の画面位置に読み込みます。
製品情報
製品名 | 型名 | 主な仕様 |
---|---|---|
自動検査ソフトウェア | PowerTestSite | PW-600E用自動検査ソフトウェア |
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