パワーメーターと同等の分解能をもつ交流電源
交流電源は電圧源の発生器として使用される為、設定精度に関しては非常に優れておりますが、測定で重要な電流、電力分解能については高くなく、製品の出荷試験などにおいては別途パワーメータを用意して測定することが一般的です。求める性能としては十分ですが、導入コストや設置スペースなどの課題もあります。弊社交流電源6705/6710には、パワーメータに匹敵する高分解能測定(0.1mA / 0.01W)に対応した工場出荷オプションがあり、内蔵することでパワーメーターを用意することなく高分解能での測定が可能となります。
テストイメージ
比較項目 | 交流電源+パワーメータ | 6705 / 6710 |
導入コスト | パワーメータ分加算 | 交流電源分の価格のみ |
測定分解能 | 1mA/0.1W | 0.1mA/0.01Wと高分解能 |
スペース | 2台分のスペースが必要 | 1台分で省スペース |
自動化 | 2台分の制御が必要。 それぞれに通信ケーブルが必要 | 1台で制御。 RS-232C,/USB、GP-IB、豊富なI/Fが選択可能 |
特長
- 出力波形品質の良いリニアアンプ方式を採用。低ノイズ出力
- 出力電圧600V指定オプション(Opt.624)を追加することにより、全世界の電源電圧に対応
- 開始、停止位相設定ならびに瞬断試験に便利なサージ&ドロップ機能を搭載
関連製品
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