直流電子負荷を使ったオーバーシュート電流の再現方法

電子負荷のLoadON時にオーバーシュート電流が発生させないことは、設計初期のスイッチング電源の評価において重要です。これは過電力保護などの保護機能が実装されていない場合、オーバーシュート電流により瞬間的に過電力領域となり供試電源を破壊する可能性があるからです。ただし評価が進む上でよりイレギュラーな電流に対する電源応答の試験が必要となります。弊社電子負荷LoadStationシリーズでは、ダイナミックモードを利用することでオーバーシュート電流を再現することが可能です。オーバーシュート電流期間も最小1μsからの設定ができ、実波形に近い模擬を再現することができます。

テストイメージ

イレギュラーな電流応答波形の再現方法

特長

  • オシロライクな操作性。動的負荷モードの設定値がわかりやすいカラー液晶を採用
  • スルーレート30A/μsと高速立ち上がり特性。最小負荷応答時間でも500nsecを実現
  • 16Stepの動的可変が可能。突入電流などを階段状のステップで再現

関連製品

ハイエンド多機能電子負荷装置「Load Stationシリーズ」


本アプリケーションに記載された情報は作成発行当時(発行年月日)のものとなりますので、現行としてシリーズ・機種・型式(オプション含む)が変更(後継含め)及び販売終了品による廃型になっているものが含まれておりますので、予めご了承下さい。
本情報はテストソリューションにおけるDUT(供試体)・JIG及び当社製品のアプリケーション構成フローのご参考としてご覧下さい。

お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]

お問い合わせ