負荷電流の遅延が発生しないマスタースレーブ並列運転動作

一般的なマスタースレーブ並列制御方式には、最大並列数を多く設定できるRS-422やRS-485などの通信機能を使った方式が採用されております。直流電源の場合、並列機器の電圧を一定化させる目的なので通信による遅延時間の影響はありませんが、電子負荷の場合、並列機器に流れる負荷電流がそれぞれ遅延して負荷応答する欠点があります。
QL-Dシリーズはトラディショナルなアナログ制御方式とマルチチャンネル同期運転方式を採用しており、マスタースレーブ並列運転時のLOAD ON時やDynamicモードでの負荷電流が遅延せずに、各負荷が同期して動作させることが可能です。

テストイメージ

並列接続機器と同期運転可能な大容量直流電子負荷

特長

  • 150V/600V/1000V、5kW~25kWをラインナップ。一体型で負荷配線が簡単
  • 同電圧モデルであれば異容量間でもマスタースレーブ接続可能。容量拡張に便利
  • マスタースレーブ接続時の並列機器の遅延時間は±1μsとほぼ遅れ無し

関連製品

ハイエンド大容量直流電子負荷「QL-Dシリーズ」


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