交流電源の電圧ソフトスタート機能を利用した始動電流の低減方法

モーター、ポンプ、コンプレッサ、溶接機、冷蔵庫、大型ファンなど、通常運転時には大きな電流は流れませんが、始動時の瞬間だけ大きな電流(始動電流)が流れます。この始動電流は機器の通常運転時(定格電流)の数倍から数十倍程度発生します。そのため、始動電流のピークに合わせた容量の選定が必要となり、導入コストが高くなります。QAシリーズは電圧ソフトスタート機能を実装しており、指定した時間で指定電圧になるように徐々に電圧を上げることで、始動時に発生する始動電流を抑えることが可能です。このように、通常運転時の負荷容量に合わせた機器選定により、導入コストを抑えることができます。

テストイメージ

ソフトスタート機能を使った起動電流(ピーク電流)に対応方法

特長

  • 三相で15kVA~90kVAをラインナップ。結線が三相4線式なので三相3線としても使用可能
  • 相電圧0~310V/線間電圧0~537V、周波数40~70Hzの可変範囲をもったVVVF電源
  • 世界各国の系統模擬に最適な線間電圧606Vrmsまたは1040Vrmsのオプションを用意

関連製品

大容量プログラマブル交流電源「QAシリーズ」


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