電子負荷を用いた電流センサ評価用極性切り換え電源システム

車載インバータや内部充電器に搭載されている電流センサは、充放電時の切り換えや機器始動時のラッシュ電流など、短時間でダイナミックに変動する電流を正確に捉える応答性が求められます。センサメーカーでは、これに応えるべく、高速な直流センサの開発に注力しています。
センサ評価には双方向性が必要であり、これを実現するには高速バイポーラ電源が求められますが、必要な電流に対応できません。そこで、汎用の直流電源と同期運転可能な電子負荷を2台用いることで、正負のパルス電流を再現できます。さらに、電子負荷本体に内蔵されたダイナミックモードを活用することで、PCを使用せずに同期動作が可能となり、電流センサの評価が行えます。

テストイメージ

電子負荷を用いた高速電流バイポーラ電源の構築方法

特長

  • 負荷のON/OFFやダイナミックモードの同期動作可能なマルチチャンネル同期機能を搭載
  • 最大16ステップの負荷パターンが実行可能なダイナミックモードを搭載
  • TDKラムダ製の可変直流電源 Z+Seriesも販売可能。10~650V、200~800Wをラインナップ

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