大電流検出用電流センサ評価用極性切り換え電源システム
車載用の大電流検出用電流センサは、短時間でダイナミックな電流変動を正確に捉える応答性が必要です。センサ評価には双方向性が必要となり、これを実現するには高速バイポーラ電源が必要ですが、要求する大電流に対応することができません。そこで汎用の直流電源と同期運転可能な大電流電子負荷を2台用いることで、正負の大電流パルス電流の再現を電子負荷本体に内蔵されたダイナミックモードを用いることで、PC不要で同期動作が可能となり、大電流検出用電流センサの評価が可能です。
解説

特長
- 負荷のON/OFFやダイナミックモードの同期動作可能なマルチチャンネル同期機能を搭載
- 最大32ステップの負荷パターンが実行可能なダイナミックモードを搭載
- 19インチラックサイズの一体型で大電流500A~2000A(5kW~20kW)をラインナップ
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