非回生(逆潮流無し)大容量充放電試験システム
一般的に大容量の蓄電池(リチウムイオン電池など)の充放電試験には、双方向電源(回生)が使用されております。放電時の電力を回生できる点、環境負荷をかけず使用する電力量の低減にもつながりカーボンニュートラルに適しております。ただし試験の実施環境においては回生(逆潮流)が禁止されていたり、出来ない条件が発生する場合があるなど、全ての大容量の充放電試験が双方向電源では実施できません。弊社の大容量直流電源(ADG-PLUSシリーズ)や大容量直流電子負荷(36000Aシリーズ)を用いることで、非回生で逆潮流電力無く、大容量の充放電試験システムを構築することが可能です。
三相400V系電気方式に使用される単相2線400V系試験用電源
照明(電灯)などの電気方式は、三相400V系(415Vや460V)を用いることがあり、線間電圧である単相2線415Vや460Vを設備用電源として使用することがあります。よってそれらの設備の出荷試験において入力用の電源機器が必要となりますが、一般的な交流電源の電圧出力は300Vである為、単相400Vに対応するには、別途2台準備し単相3線電源として出力しなければなりません。6700/6500シリーズは出力を300Vから600Vへ変更可能なオプションを準備しており、1台で単相400V系(415Vや460V)の電圧を模擬することが可能です