500VA多機能安全試験器『SE7451』の販売開始と従来機種『SE7450』販売終了のお知らせ
株式会社 計測技術研究所(本社所在地:神奈川県横浜市 代表取締役社長 渡辺祐二)は、500VA多機能安全試験器 『SE7451』を2019年12月01日より販売を開始したことを発表しました。
SE7451は、スマホライクなカラー液晶タッチパネルでご好評いただいておりました『SE7450』の主機能であるAC耐電圧(ACW)、絶縁抵抗(IR)に加え、今後ニーズが増えてくるDC耐電圧試験(DCW)機能を新たに追加したモデルとなります。
高電圧化が進む車載向けバッテリーシステムのDC/DCコンバータやハーネスから、絶縁材料や半導体デバイスなどの破壊試験まで幅広くお使いいただけます。また、この『SE7451』発売にあたり、従来機種『SE7450』の販売は終了とさせていただきます。
記
主な特長
スマホライクなタッチパネルと分かりやすいアイコン表示
カラー液晶タッチパネルを採用。機能アイコン表示により直観的に操作頂けます。また、表示言語は日本語・英語・中国語の3か国語で切り替えが可能。さらに100V~120V、240V~240Vの電源電圧切り替えによりワールドワイドにご利用頂けます。
追加オプション不要でコンタクトチェックが可能なチャージLow機能を搭載
別途接続確認用に測定器や専用チェッカーを準備せずに、試験物とケーブル間に発生する容量成分にチャージされる電流を検出することで、接続の有無を判断できます。
破壊試験に便利な連続印加試験が可能なPro-VOLT機能を搭載
印加電圧を放電させることなくステップ毎に連続して昇圧させ、JISC2110の段階昇圧試験に準拠した試験が可能です。
容量成分電流以外のリアル電流の測定機能を搭載
絶縁不良は抵抗成分の劣化から発生する為、抵抗成分に流れる漏れ電流の測定を可能としました。将来発生する可能性がある絶縁不良を探し出し、試験・検査の品質向上につなげることができます。
アプリケーション
- DC/DCコンバータ、車載用ハーネスPVパネル、燃料電池、二次電池の絶縁耐圧試験
- 絶縁材料や半導体デバイスなどの破壊試験
ラインナップ
型式 | AC耐電圧 (ACW)*1 |
DC耐電圧 (DCW)*1 |
絶縁抵抗 (IR) |
サイズ (W x H x D mm) |
質量 | 標準価格 (税抜) |
SE7451 | 5KVAC / 100mA | 6KVDC / 10mA | 6KVDC / 50000MΩ | 430 x 88.1 x 400 | 21kg | ¥591,000 |
販売中止機種
従来機種SE7450は2019年12月末日をもって販売中止とさせていただきます。