SC-83はスイッチング電源のリップルノイズ測定用切り替え機として開発されたスキャナです。各チャンネル入力間のGNDは絶縁されていながら、100MHzの周波数帯域を実現しました。
¥436,000 (本体標準価格・税抜)
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お問い合わせ特長
- 8チャンネル入力(各チャンネル間絶縁)
- 2台連動し16チャンネルまで拡張可能
- 周波数帯域100MHz (-4dB)
- RM-104からリモート制御可能
仕様
型名 | SC-83 | ||
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信号切換部 |
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チャンネル数 | 8チャンネル + AUX.入力 | ||
最大16チャンネル(SC-83を1台追加接続する。SCSC-05ケーブルが必要) | |||
周波数帯域 | DC ~ 20 MHz | -1 dB(TYP) | |
DC ~ 50 MHz | -2 dB(TYP) | ||
DC ~ 100 MHz | -4 dB(TYP) | ||
コモンモード ノイズ除去 | DC ~ 50 MHz | -30 dB(TYP) | |
DC ~ 100 MHz | -15 dB(TYP) | ||
クロストーク | DC ~ 100 MHz | -30 dB(TYP) | |
切断電圧*1 | DC 100 V | ||
切断電流 | 0.5 A | ||
接点接続方法 | Break before Make | ||
信号間耐電圧 | DC 100 V | ||
信号とフレーム間耐電圧 | DC 100 V | ||
コントロール部 |
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切換方法 | マニュアルおよび外部コントロール | ||
外部コントロール 入力*2 | 入力電圧 | 0.0 ~ 5.0 V(TTL / CMOS入力) | |
切換時間 | 12 ms以内 | ||
コントロール | ビットおよびバイナリーコード | ||
信号数 | 10 | ||
入力端子 |
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CH1 ~ CH8 | 終端処理は無し | ||
OUTPUT | 終端処理は無し | ||
AUX IN | 終端処理は無し | ||
一般仕様 |
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入力電源 | 相数 | 単相2線 | |
入力電圧/周波数 | AC85 V~264 V / 50 Hz ±3 Hz又は60 Hz ±3 Hz | ||
入力電力 | 4 VA以下 | ||
質量 | 本体のみ | 約 1.2 kg | |
寸法 | インターフェイス部の突起部含まず | 225(W) x 52(H) x 187(D)mm | |
環境条件 | 設置環境 | 屋内使用 | |
設置姿勢 | 必ず底面を下にし、水平になる状態で使用すること | ||
使用環境条件 | 凍結、結露、腐食性ガスのないこと |
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機械などの振動を避けた場所に設置すること | |||
本製品の傍にはノイズの影響を受けやすい機器を置かないこと | |||
動作温度 | 0 ℃~ +40 ℃ | ||
動作湿度 | 20 %rh ~ 85 %rh(結露なし) | ||
保存温度 | -20 ℃~ +60 ℃ | ||
保存湿度 | 20 %rh ~ 85 %rh(結露なし) | ||
高度 | 2000 m 以下 | ||
耐電圧 | 入力-FG間 | AC1500 V、1 分間印加で異常なし | |
入力-測定端子間 | |||
絶縁抵抗 | 入力-FG間 | DC500 V、30 M Ω 以上 | |
入力-測定端子間 | |||
リレー交換の目安 | 電気的寿命 | 約500万回(± 100 V 60回 / 分 周囲温度23 ℃) | |
機械的寿命 | 約1億回 | ||
リレー交換 | ユーザーによる交換が可能 | ||
静電気 | コネクタ内部のピンへ直接静電気を印加しないこと | ||
付属品 |
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取扱説明書 | CD | ||
電源コード | 電源ケーブル3P 2m (PSE) | ||
コネクタ | 57-30240 | ||
BNC-BNCケーブル | BPK1W-58 |
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オプション |
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RMSC-10 | RM-104-SC-83接続ケーブル | ご注文時 及びご購入後 | RM-104とSC-83を接続するケーブルです。 |
SCSC-05 | SC-83-SC-83接続ケーブル | ご注文時 及びご購入後 | SC-83を2台で使用する場合に、SC-83同士を接続するケーブルです。 |
*1 信号系については旧モデルSC-82と切断電圧が異なります。
*2外部コントロール部については旧モデルSC-82と互換性があります。
標準価格(税抜):¥436,000
型名 | 詳細 | 標準価格(税抜) |
---|---|---|
SC-83 | 8チャンネルスキャナ | ¥436,000 |
RMSC-10 | RM-104→SC-83接続用ケーブル | ¥20,000 |
SCSC-05 | SC-83を2台に拡張する場合に必要な接続ケーブル | ¥15,000 |
アプリケーション
オシロスコープを使ったリップルノイズの測定方法
オシロスコープでリップルノイズ測定する場合、入力抵抗を1MΩから50Ωにインピーダンス整合する必要があります。ただしオシロに内蔵されている抵抗器は0.5W程度しかなく5V以上の電圧を測定した場合、抵抗器が焼損しオシロが破損してしまうことがあります。
当社TRC-50F2は抵抗器と直列にコンデンサを挿入しており、直流分をカットし測定信号のみを伝送するようになっております。
コモンモードノイズを簡単に除去する方法とは
コモンモードノイズを含んだノイズ測定をする上で、コモンモードノイズを物理的に抑制させる方法はいくつかあります。ここでは、プローブを使う上での問題点と弊社DP-100A差動プローブを使うメリットについてご案内いたします。
スイッチング電源の寿命判定に最適なリップルノイズメーター
リップルノイズメーターRM-104はオシロスコープを使うことなく、簡単にリップル電圧を分離し測定できる為、複雑な操作や個人差による測定誤差なく、SW電源の寿命判定基準となるリップル電圧を測定することが可能です。
リップルノイズスキャナSC-82 による多CH測定
市販されている広帯域のスキャナ(信号切り替え器、マルチプレクサ)は、信号電送経路のGND側は共通になっているのが一般的です。広帯域特性を実現するためにはGND側を共通にした方が特性を得やすいためですが、多チャンネル出力のスイッチング電源は各出力のGNDが共通でないものが多いため、市販のスキャナでは問題となる場合があります。
機器選定・使用時のご注意
機器選定・使用時のご注意
- D.U.T(被試験物)からの測定入力直流電圧は最大±500Vまでとなっておりますので、入力の定格電圧の範囲でお使いいただけるよう、対象のD.U.T(被試験物)の出力電圧をご確認ください。
本専用器以外に電子負荷と一体型となったタイプ(リップルノイズ測定オプション)もございます - 測定時にはコモンモードノイズ除去をする為の、付属の専用差動プローブを用いて測定ください。
- 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意ください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
システムに組み込まれているSC-82をソフトで制御し、測定を行った時に特定のチャンネルの値しか測定出来ません。
測定不能の理由としてはSC-82フロントパネルの「SELECT」が「R」ではなく、「1~8」までの有るチャンネルを設定したと考えられます。
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