- JISC2110に準拠した試験内容(昇圧試験、段階昇圧試験)を、当社「7700シリーズ」と組み合わせをすることで、PCから自動的に実施することが可能
- 絶縁破壊までの時間と時間単位の印加電圧ならびに破壊電圧をCSV形式で保存可能
- 安全試験器への設定が離れた場所から行えるため安心、安全
今後研究開発が進むSiCパワーモジュールなど最新の半導体研究時の効率化・自動化にお役に立てるソフトウェアです。
¥120,000(本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
- わかりやすいGUIにより、JISC2110の規格試験がすぐにお使いいただけます。
- 安全試験器への設定が離れた場所から行えるため安心、安全です。
- 測定結果はグラフ化してわかりやすく表示することができます。
- 測定結果をログファイル(CSV形式)として保存可能です。
- SiCパワーモジュールなどの試験に最適です。
仕様
試験モード | 昇圧試験(電圧スイープ試験) 段階昇圧試験(ステップ電圧印加試験) |
表示・測定機能 | 電圧・電流値・経過時間などの測定(CSV形式で保存) グラフ化機能 |
推奨動作環境 | 対応OS:Windows7、8、10 CPU:Intel製Pentium4以上 メモリ:1GB以上 モニタ:解像度1024x768以上推奨 HDD空き容量:300M以上 |
制御インターフェース | USB1.1以上 別途USB-GPIB変換ケーブル(NI社製USB-GPIB-HS+)が必要 |
※連続電圧印加試験機能(Option 03-77、Option 04-77)がない場合、JISC2110の段階昇圧試験には対応できません。
標準価格(税抜):¥120,000
2024年6月版 |
型名 | 詳細 | 標準価格(税抜) |
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E-Safety Player for 7700 | 7700シリーズコントロールソフト | ¥120,000 |
※7700シリーズ本体にGP-IBオプション(Option 01-77)が必要です。
※PCとの接続にNI社製GP-IBインターフェース(GPIB-USB-HS+)が必要です。
アプリケーション
絶縁材料評価に最適。pAクラスの分解能をもった直流耐電圧試験器
一般的なDC耐電圧試験器は微小電流の測定に限界がある一方、「7800シリーズ」は最大6000Vの出力と0.1nAの分解能で、精密な絶縁性の評価や検査が可能です。
マルチメーターの可聴式導通試験のように使用可能な軽量・可搬型アース導通試験器
従来のアース導通試験は手間と時間がかかっていましたが、小型・軽量の試験器『3240』は、オプションの追加により、ボタンを押している間だけ電流を出力し、設定範囲内でのみアラーム音を鳴らすことで、音で合格を判断できます。これにより、複数のポイントを直感的に試験することが可能になります。
部品の耐電圧評価に最適なガンタイプ、軽量・可搬型耐電圧試験器
ガンタイプのテストプローブは、トリガボタンを押さない限り電極が露出しない安全な構造で、DUTとの安全な接触が可能です。これにより、耐電圧試験を安全かつ直感的に実施でき、複数ポイントでの絶縁耐力の測定が容易になります。
電気用品安全法(PSE)の絶縁耐力試験に最適な軽量・可搬型耐電圧試験器
中古家電や輸入電気製品の販売増加に伴い、国内販売には電気用品安全法に基づく絶縁耐力試験が必要です。一般的な耐電圧試験器は大きくて重いため、保管や移動が難しいですが、SCI295はクラス最小・最軽量で、保管や持ち運びが簡単に行える耐電圧試験器です。
超音波診断装置向けIEC60601-1規格試験のワンストップ検査方法
医療機器向けのIEC60601-1規格試験には、漏れ電流、アース導通、耐電圧などの項目があり、それぞれに対応する試験器が必要です。超音波診断装置は複数の試験ポイントがあるため、切り替えが必要です。MedTESTシステムは、これらの試験を一体化した試験器と切り替え可能なスキャナを使用し、プログラム運転で全ての試験を自動化して効率的に実施できます。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
E-safety Player (2)
本ソフトウェアは、あくまで昇圧試験や段階昇圧試験 (JISC2110) の実施を補助するソフトウェアの為アーク放電試験やV-t 試験は実施できません。
実施する際は、7470シリーズ本体での操作で行なって下さい。
E-Safety Player内にて、1メモリあたりに設定できる最大印加時間は999.9秒になっており、数時間単位での設定はできません。
E-Safety Player を使用して、数時間単位での耐圧試験を実現するには以下の2つの方法があります。
- 印加時間を0秒に設定
印加時間を0秒に設定すると、耐圧試験器ののアラーム保護もしくは手動操作で停止しない限り、連続で耐圧試験を続けるようになります。試験を開始し、所望時間 経過後に手動操作で停止して頂ければ長時間の試験が可能です。 - 連続印加オプション搭載機器にてメモリ間を連結する
メモリ間を連結する事で最大999.9秒 * 50メモリ分の時間までの試験が可能になります。ただし注意頂きたい点として、連続印加オプションの有無に関わらず同じ電圧値が設定されたメモリ間を連結すると、一度電圧値がゼロになってから再印加するようになります。 先の点を許容頂くか、設定電圧に分解能分の±設定(※1)を許容頂く事で連続印加が可能になります。
※1) 設定の一例
・耐圧試験器7470 と E-Safety Player にて、AC10kV の連続印加を1時間 (3,600秒) 実施したい。
>連続印加オプション搭載機器にて以下の7メモリを連結する。
メモリ1 AC10kV 900秒
メモリ2 AC90.99kV 0.3秒
メモリ3 AC10kV 900秒
メモリ4 AC90.99kV 0.3秒
メモリ5 AC10kV 900秒
メモリ6 AC90.99kV 0.3秒
メモリ7 AC10kV 900秒
以上2つの方法の内、いずれも許容頂けない場合は、耐圧試験器本体での設定をお願いいたします。
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