- 2機種の機能を1台に集約。設備投資コスト低減に貢献
- 高さ100mm、重さ6kgのコンパクト設計。生産現場の省スペース化を実現
- カーナビ、カーオーディオの検査に必要な機能を1台に搭載
MAS-8400の後継機種となります。
AM/FM標準信号発生器とオーディオアナライザの機能を一台に集約。ラジオチューナモジュール、ラジオ付家電製品、防災ラジオ、カーナビ製品等の検査がこれ一台で可能です。特に、コンポやカーナビなどの複合製品に最適です。
¥1,050,000 (本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
計測部
・直流電圧測定
・交流電圧測定
・歪測定
・周波数測定
SG部
・RF信号出力
・FM変調
・FMステレオ変調
・AM変調
使用例
音やラジオに関する製品の試験に
オーディオアナライザ + AM/FM 信号発生器(SG)+ オシレータ(OSC)
本ソフトウェアは標準で付属しております。
デモ機もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
フロントパネルライクな使い方を追求して以下の様な特長を兼ね備えています。
1.直感的な操作が可能
画面左から、変調度、出力周波数、出力レベル、出力のON/OFFと、従来の信号発生器のパネル面を模した構成になっているため直感的な操作が可能です。 AM/FMの各設定は、左のラジオボタンで切り替えることで、必要な設定が画面に表示されます。
2.画面を切り替えることなく設定と確認が可能
AM/FMどちらの画面も必要な設定は全て表示しております。 必要な設定が画面に表示されますので、設定項目毎に表示を切り替えることなく設定と状態確認が可能です。
3.設定と確認が容易
画面左のAM/FMのラジオボタンで、AM/FMを切り替えることで必要な設定画面が表示されます。 必要な設定は全て1画面で表示されますので、各種設定と確認が容易にできます。
4.表示を切り替えることなく操作が可能
最近のディスプレイは1920×1080のFHDタイプが主流になっております。FHD画面であれば最大6台のアプリケーション画面が表示可能です 画面切り替えを行なうことなく各機器の状態がすぐに把握できるようになっております。
本ソフトウェアは標準で付属しております。
デモ機もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
使用例
交流電源の高調波歪み/直流電源の低周波ノイズ
■交流電源の高調波歪み
交流電源に重畳される高調波歪み。
どの周波数成分が高調波成分として最も影響を与えているか、一目でが分かります。
50Hz の基本波に対し、
・3 次(150Hz)
・5 次(250Hz)
・7 次(350Hz)
・9 次(450Hz)
・11 次(550Hz)
・13 次(650Hz)
などの高調波成分のレベルを表示。
全高調波歪(THD) または全高調波歪+ノイズ(THD+N) の測定ができます。
■交流電源の高調波歪み
直流電源の出力に重畳されているノイズ成分。これまではCPU のクロックに影響を与える、数十メガヘルツのノイズ成分に注目してきました。 最近スマートスピーカーなどのオーディオ製品には、小型でパワフルな高効率のD級アンプが使用されています。そのアンプにパワーを供給するスイッチング電源は、可聴周波数域(20Hz ~ 20KHz)でのノイズをできる限り抑えることが重要です。
低周波領域でのノイズレベルの違い
■スイッチング電源
スイッチング周波数以下でも様々なノイズが発生します。15kHz ~ 20kHz のノイズは「パチパチ」という音がします。100Hz 付近のノイズは「ブーン」という音がします。
■シリーズ電源
ひずみ率計MAS-8410 は、オシロスコープとは異なり波形を周波数毎に分けてレベルの大きさを直接見る事が出来ますので、ノイズ対策がし易くなります。
スイッチング電源の低周波領域のノイズを5個のFFTで高速解析
①横軸(周波数)の表示範囲を6つのレンジから選択できます。
②縦軸(レベル)の表示範囲を14のレンジから選択できます。
③レベルの単位はV、dBm、dBV から選択できます。
④グラフのピーク値を検出できます。
スイッチング電源の音声帯域のノイズを、聴感フィルターを掛けて覗く
仕様
仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|
計測部 | |||||
直流電圧測定 | 測定チャネル | 1CH | |||
入力インピーダンス | ≧ 1MΩ | ||||
入力レンジ | 316mVFS ~ 100VFS 4 レンジ (AUTO/MANU) | ||||
測定確度 | 各レンジのフルスケール値 ±0.5% | ||||
測定分解能 | 各レンジのフルスケール値の0.1% | ||||
交流電圧測定 | 測定チャネル | 切替2CH | |||
入力方式 | 平衡、不平衡 切替 | ||||
入力インピーダンス | ≧ 100kΩ | ||||
入力レンジ | 316mV(-10dBV)~ 100.0V(40dBV)6 レンジ(AUTO/MANU) | ||||
レベル測定 | 応答特性 | 真の実効値 | |||
有効測定範囲 | 0.0316mVrms ~ 100.0Vrms | ||||
測定確度 | ≦ ±0.4dBV(40dBV ~ - 70dBV at 1 kHz) | ||||
測定分解能 | 各フルスケール値の0.1% | ||||
周波数特性 | 40dBV ~ -70dBV | ||||
≦ ±0.8dBV (10Hz ~ 110kHz) 1kHz 基準(※ 20Hz ~ 80kHz を除く) | |||||
≦ ±0.4dBV (20Hz ~ 80kHz) 1kHz 基準 | |||||
歪測定 | 測定周波数 | 10Hz ~ 110kHz | |||
測定確度 | ≦ ±1dB (20Hz ~ 20kHz) ≦ ±3dB (10Hz ~ 110kHz) | ||||
測定分解能 | 各フルスケール値の0.1% | ||||
測定モード | THD とTHD+N Notch filter. Frequency setting possible | ||||
残留ひずみ率 | 入力レンジ 10dBV 入力レベル 10 dBV の代表値 | ||||
≦ -100dB :10Hz ~ 15kHz(80kHzBW) | |||||
≦ -90dB :15.1kHz ~ 20kHz(80kHzBW) | |||||
≦ -80dB :20.1kHz ~ 110kHz(500kHzBW) | |||||
フィルター | 種類 | HPF(100Hz/200Hz/400Hz),LPF(20kHz/80kHz),PRE LPF(15kHz/20kHz) | |||
聴感補正(PSOPHO) | IEC-A,CCIR/ARM,DIN-A | ||||
周波数測定 | 周波数測定範囲 | 10Hz ~ 110kHz | |||
分解能表示 | 周波数 ≧ 100Hz :5 桁数字表示 | ||||
周波数 | |||||
確度 | ±5 × 10⁻⁵ ± 1 ディジット | ||||
入力範囲 | 25mVrms ~ 100.0Vrms | ||||
SG 部 | |||||
RF信号出力 | 出力方式 | DDS 方式 | |||
周波数範囲 | 100kHz ~ 170MHz | ||||
設定分解能 | 100 Hz | ||||
周波数確度 | ±5×10⁻⁶ | ||||
出力レベル範囲 | 標準 | -20dBµV ~ 126dBµV(EMF) | |||
オプション | -20dBµV ~ 132dBµV(EMF) | ||||
設定分解能 | 0.1 dB | ||||
出力レベル確度 | 標準 | ±1.5 dB :0 ~ 126 dBμV (EMF) | |||
±2.0 dB :-20 ~ 0 dBμV (EMF) | |||||
オプション | ±1.5 dB :0 ~ 132 dBμV (EMF) | ||||
±2.0 dB :-20 ~ 0 dBμV (EMF) | |||||
出力インピーダンス | 50 Ω | ||||
VSWR | ≦1.3 | ||||
スプリアス | 高調波 : ≦-30dBc / 非高調波 : ≦-40dBc | ||||
残留FM | ≦-80dB(AF 1kHz, FM 75kHz) | ||||
残留AM | ≦-55dB(AF 1kHz, AM 30%) | ||||
漏洩妨害 | 0dBµV出力時の性能に影響しない | ||||
アッテネータ | 半導体 | ||||
RANGE OUT | 外部リレー駆動用信号出力 | ||||
FM変調 | 周波数偏移 | 0kHz ~ 135kHz | |||
設定分解能 | 0.1kHz | ||||
変調確度 | 10.7 MHz ±1 MHz、76 MHz ~ 108 MHz : ± (設定値×0.1+0.5) kHz | ||||
0.3 MHz ~ 170 MHz : ± (設定値×0.1+1) kHz | |||||
ひずみ率 | ≦0.05% (10.7MHz ± 1MHz, 76 ~ 108MHz) | ||||
≦0.1% (0.3MHz ~ 170MHz) | |||||
(AF 1kHz, FM 75kHz, BW50~20kHz, DE-EMPHASIS 50μs) | |||||
寄生AM | ≦0.5%(10.7MHz ± 1MHz, 76 ~ 108MHz) | ||||
(AF 1kHz, FM 75kHz) | |||||
外部変調 | 周波数範囲 | 50Hz ~ 100kHz | |||
周波数特性 | ±1dB (1kHz 基準) | ||||
インピーダンス | 10kΩ(不平衡) | ||||
入力電圧 | 1Vp-p ± 2% | ||||
FMステレオ変調 | 内部変調周波数 | LEFT 10Hz ~ 100kHz, 1Hzステップ | |||
RIGHT 10Hz ~ 100kHz, 1Hzステップ | |||||
MONOモード以外は≧15kHzの設定は保証しません | |||||
変調モード | MONO/L=R/L/R/L=-R/L&R/OFF | ||||
L,R 分離度 | ≧ 55dB | ||||
変調度設定範囲 | 0 ~ 135%(75kHz/100%)(MONOのみ ~150%) | ||||
設定分解能 | 0.01 | ||||
パイロット設定範囲 | 0 ~ 15% | ||||
パイロット設定分解能 | 0.001 | ||||
プリエンファシス | 25μs / 50μs / 75μs / OFF | ||||
AM変調 | 変調度設定範囲 | 0 ~ 100% | |||
>126dBµV(EMF) 30% Max | |||||
設定分解能 | 0.001 | ||||
変調度確度 | 0.4 MHz ~ 1.7 MHz :± ( 設定値× 0.1+1)% | ||||
0.15 MHz ~ 170 MHz:± ( 設定値× 0.1+2 )% | |||||
AF 1kHz, 変調度 ≦80%, RF 出力 ≦126dBμV(EMF) | |||||
ひずみ率 | RF周波数(MHz) | 変調度 | |||
0 ~ 30% | 30.1 ~ 60% | 60.1 ~ 80% | |||
0.4 ~ 1.7 | ≦ 0.5% | ≦ 1.5% | ≦ 3.0% | ||
0.15 ~ 170 | ≦ 1.5% | ≦ 3.0% | ≦ 5.0% | ||
ただし、RF出力レベル 120dBμV(EMF) | |||||
内部変調周波数 | 10Hz ~ 20kHz,1Hzステップ | ||||
外部変調 | 周波数範囲 | 50Hz ~ 20kHz | |||
周波数特性 | ± 1dB (1kHz 基準) | ||||
インピーダンス | 10k Ω ( 不平衡) | ||||
入力電圧 | 1Vp-p ± 2% |
本体標準価格(税抜):¥1,050,000
型名 | 概要 | 標準価格(税別) |
---|---|---|
MAS-8401 | オーディオアナライザ+信号発生器 | ¥1,050,000 |
MAS-8400(OSCオプション) | MAS-8400シリーズ用 OSC オプション | ¥50,000 |
MAS-8400 LPFオプション | オーディオアナライザ・LPFオプション | ¥95,000 |
MAS-8400 HPFオプション | オーディオアナライザ・HPFオプション | ¥95,000 |
MAS-8400(APOオプション) | MAS-8400シリーズ用 電源オプション | ¥50,000 |
注:価格は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承下さい。
外観図
お問い合わせください
機器選定・使用時のご注意
機器選定・使用時のご注意
- 電子計測器を選定の際は、入力の定格電圧の範囲でお使いいただけるよう対象となるD.U.T(被試験物)の出力電圧をご確認ください。
- 信号発生器を選定の際は、D.U.T(被試験物)の定格入力を考慮した出力レベルの製品を選定ください。
- 電波を放射する機器を選定の際は、電波法に基づいた信号レベルでご使用ください。
- 空冷用ファンを内蔵している製品は、設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意ください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
オーディオアナライザ (9)
入力されたアナログ信号を標本化したデジタル信号にFFT(高速フーリエ変換)処理し、周波数ドメインで表示することにより波形に含まれる周波数成分の解析ができる機能となります。
こちらの高速フーリエ変換 FFTとは?も併せてご覧ください。
カスタム対応は可能です。こちらよりお気軽にご相談ください。
平衡出力はできません。
アンプに接続する場合は下図のようになります。
同時測定には対応しておりません。切替式2chとなります。
MAS-8400OSCはオーディオアナライザーとAM/FM標準信号発生器が標準装備されています。
MAS-8410OSCはオーディオアナライザーのみの搭載となります。
接続可能なモニタの基本条件は以下のようになっております。
- HDMI 1.4a
- 解像度
1920×1080 @30Hz / 1920×1080 @24Hz / 1324×768 @60Hz / 1280×1024 @60Hz / 1280×800 @60Hz / 1280×768 @60Hz / 1280×720 @60Hz / 1152×864 @75Hz / 1024×768 @76Hz / 1024×758 @60Hz
※この条件を満たすモニタでも正常に動作しない場合がございます。事前確認をお勧めいたします。
MAS-8401はSGの内部変調周波数がプログラマブルな設定が可能になっていますが、MAS-8400は固定周波数の選択式となっています。
現在このシリーズは大きく分けて「オーディオアナライザ」と「信号発生器」の2タイプがございます。
それぞれの製品につきましては下記をご参照ください。
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