- 記録デバイス(SD カード、HDD、SSD)に直接記録が可能
- バッテリー内蔵のため本体のみを様々な場所に持ち運び、シミュレーションテストを実施できます
- 記録・再生はREC ボタンを1つ押すだけで簡単に操作可能
英国 Racelogic が開発・製造するLabSat3 は、GPS およびGLONASS、BeiDou のL1 RF 信号を記録/再生することの出来るレコーダーシステムです。 記録したGNSS の信号は、LabSat3 本体で再生することができます。オプションのSatGen ソフトウェアは、地図やNMEA ファイルからGNSS L1 信号を生成することができ、LabSat3 から再生することができます。LanSat3 は、様々なGNSS 商品の開発に利用できるコンパクトGNSS信号記録・再生器です。
お問い合わせください(本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
・GPSシミュレータ、GPSレコーダー、GPSキャプチャーとして最適
・GPS(Galileo, QZSS, SBAS), GLONASS, BeiDou に対応
・外部USB ハードディスクドライブを使って、記録・再生が可能
・外部センサーをRF 信号に同期して記録(RS232, CAN Bus, デジタルパルス)
・イーサーネットを使ったリモート制御
・10MHz 外部リファレンスクロック入力対応
・オプションでOCXO を選択可能
・イベント記録用のデジタル入力、または、1PPS 記録が可能能
・オプションでOCXOを選択可能
・RF信号出力の減衰調節
・2時間以上のバッテリー駆動による記録
・GNSS 受信機を内蔵し、RF信号のモニター機能
オプション
オプションのSatGenソフトウェアを使うと、シミュレートされたGNSS信号を地図や移動軌跡の定義から生成できます。
GNSS には、米国のGPS、ロシアのGLONASS、中国のBeiDou などがあります。LabSat 3 は様々なGNSS からのRF 信号を記録して再生できます。
Labsat3 は標準的なGNSS アンテナからRF 信号を受信しますが、その信号から位置を計算するのではなく、高速でRF 信号をサンプリングし保存します。
例えばポータブルナビゲーションシステムなどの標準的なGNSS 受信機へLabSat3からRF 信号を再生・出力すると、その受信機は移動、遅延、マルチパスの影響を受けたアンテナに接続されたような状態になります。そのためLabSat3 は車で街を走るような移動シナリオを記録するのに非常に有効です。Labsat3 を使うことの利点のひとつは、テスト品質に一貫性を保つことです。もし製品開発において毎回実際に走行してテストすれば、運転条件の差や衛星の配置、大気条件など、テスト条件が毎回異なってしまいます。しかし、LabSat3 で記録した走行データを使えば、莫大な運転時間を削減でき、完全な同一条件でのテスト実施が可能になります。
仕様
LabSat3 Single Channel | LabSat3 Dual, Triple Channel | |
---|---|---|
Constellation | 1 of GPS/Galileo/SBAS/QZSS,GLONASS,or Beidou | 2/3 of GPS/Galileo/SBAS/QZSS,GLONASS, or Beidou |
Output Signal Level | Adjustable -83dBm to -115dBm | Adjustable -83dBm to -107dBm |
RF Channels | 1 | 2/3 |
RF Channel 1 Centre Frequency | 1561.098/ 1575.4/1602.00 MHZ | |
RF Channel 2/3 Centre Frequency | - | 1561.098/ 1575.4/1602.00 MHZ |
Number of Satellites Observed | All in view | |
Sampling frequency | 16.368MHz | |
Bandwidth | 9.66MHz | |
Quantisation | 1 or 2-bit | 2/3xchannels at 1-bit or1xchannel at 2-bit |
Data Format | I & Q | |
User Control | 6 Button Membrane Keypad | |
Display | Backlit LCD Dotmatrix | |
Additional Logging | - | 2 channels of CAN, RS232 or Digital |
Removable Battery Pack | Record & Replay version only | Both versions |
Battery Type | Varta Easypack Li_Polymer 2260mAh | |
Media Storage Included | 32 GB SD Card & 500GB USB HDD | |
SD Card Media | Class 10 max size 128Gbyte (FAT32) | |
Active Antenna Voltage Supply | 2.85V | |
Reference Oscillator | 16.368MHz Temperature controlled +/- 2.5 ppm or OCXO option | |
Operating Voltage | 8V to 30VDC | |
Size | 167mm x 128mm x 43mm | |
Weight | 960g with battery (910g without battery) | |
Operating Temperature | -20°C to +60°C Note: Battery will not charge below 0°C or above +45°C (charger shuts down outside this range). Unit will shut down outside operating temperature range. |
|
Storage Temperature | ‒20°C to +60°C Note: Battery will discharge whilst in storage and discharge rate will increase at higher storage temperatures. |
本体標準価格(税抜):お問い合わせください
型名 | 概要 |
---|---|
LabSat3 RLLS03-1P | シングルチャネル再生 |
LabSat3 RLLS03-2P | デュアルチャネル再生 |
LabSat3 RLLS03-3P | トリプルチャネル再生 |
LabSat3 RLLS03-1RP | シングルチャネル記録・再生 |
LabSat3 RLLS03-2RP | デュアルチャネル記録・再生 |
LabSat3 RLLS03-3RP | トリプルチャネル記録・再生 |
注:価格は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承下さい。
機器選定・使用時のご注意
機器選定・使用時のご注意
- 電子計測器を選定の際は、入力の定格電圧の範囲でお使いいただけるよう対象となるD.U.T(被試験物)の出力電圧をご確認ください。
- 信号発生器を選定の際は、D.U.T(被試験物)の定格入力を考慮した出力レベルの製品を選定ください。
- 電波を放射する機器を選定の際は、電波法に基づいた信号レベルでご使用ください。
- 空冷用ファンを内蔵している製品は、設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意ください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
GNSS信号発生器/記録・再生器 (20)
バッテリー自体の温度は測れないので、LabSat3の使用環境温度が目安となります。
使用年数:500回の充放電が目安となります。
バッテリーを入れたまま、AC電源に長時間繋ぐと、バッテリーの過充電が起き、
膨張につながりますので、ご注意ください。
周波数帯 | 衛星の種類 |
1575.42MHz | GPS L1, Galileo E1, QZSS, SBAS |
1602MHz | GLONASS L1 |
1561.098 | BeiDou B1 |
回数の制限はありません。
連続してRF出力することは可能です。ループでの再生設定も可能です。
目安として10分で2.4GBとなります。使用されるメディアの記録容量で大体の算出が可能となります。
LabSat3は9.66MHz、LabSat3Widebandは10MHz、30MHz、56MHzの中から選択出来ます。(量子化ビット数1~3はチャネル数と帯域幅に依って決定します。)
LabSat3はL1信号で、4つのGNSS衛星(GPS,GLONASS,BeiDou,Galileo)から選択して記録・再生が可能です。
衛星信号の記録は、最大3チャンネル(3衛星記録)まで可能です。
モデルはシングル(1ch)、デュアル(2ch)、トリプル(3ch)の3種類があります。
付属で「LEMO 2 WAY TO 12V CIGAR LIGHTER LEAD – 2M」のケーブルがありますので、そちらの活用をお勧め致します。
約2時間となります。
SD カード、HDDで記録可能です
バッテリー駆動とACアダプターでの駆動が可能です。可搬性に優れた製品となります。
*給電はバッテリーが優先して行われる為、室内等でご使用の際はバッテリーを外して、ACアダプターで運用をお願いいたします。
英国 Racelogic が開発をした、GNSS信号を記録/再生することの出来る測位可能なレコーダーシステムです。
大丈夫です。
MSG-2060は、出力に耐圧50VのDCカッターを内蔵しています。
MSG-2060の信号で測位は行えません。測位が必要な場合はLabsat3をお勧めします。
Labsat3は、実際の衛星信号を記録/再生する機器になります。記録した信号を再生するため受信機は測位を行うことが出来るので受信機の動作確認に適しています。
MSG-2060は衛星1基分の信号しか出力できませんが、高精度で安定した信号を出力できるので、受信モジュールのCN感度調整、評価に適しています。
出力レベル範囲と回路の構成が異なります。
MSG-2060は信号を合波後にアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルは同時に可変します。
MSG-2060ATTは発信器ごとにアッテネータを装備しており、2種類の信号レベルを独立して可変できます。
GPS、GLONASS、BeiDou(北斗)※1、QZSS(みちびき)、IMESの信号に対応しています。
上記の中から2種類の信号を選択して同時に出力できます。
※1BeiDou(北斗)はオプション
接続可能なモニタの基本条件は以下のようになっております。
- HDMI 1.4a
- 解像度
1920×1080 @30Hz / 1920×1080 @24Hz / 1324×768 @60Hz / 1280×1024 @60Hz / 1280×800 @60Hz / 1280×768 @60Hz / 1280×720 @60Hz / 1152×864 @75Hz / 1024×768 @76Hz / 1024×758 @60Hz
※この条件を満たすモニタでも正常に動作しない場合がございます。事前確認をお勧めいたします。
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