回生型電子負荷とは?
一般的な電子負荷はドロッパ-方式と呼ばれ、電子負荷に流れ込む電流(電力)は「熱」として空気中に放出されます。このため、大電力用の電子負荷では、大きな発熱となるため冷却用のファンが必要なのはもちろん、場合によっては電子負荷が設置された室内の空調も必要となります。これに対してスイッチング方式の回生型電子負荷は、電子負荷に流れ込む電流(電力)を熱に変えるのではなく、電源系統に戻し電力を再利用することが出来るというもので、発熱が少なく、ドロッパー方式の電子負荷と比較してサイズも小さくすることができます。
Ene-phant®シリーズ
回生型交直両用電子負荷 50kWモデル
系統への電力回生機能を有した50kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両方に対応しており、インバータ出力やAC/DCコンバータ出力に1台で対応が可能です。UPS試験などに最適です。
【スイッチング式】 単体50kW、並列接続~250kW
Ene-phant®シリーズ
回生型交直両用電子負荷 10kWモデル
系統への電力回生機能を有した10kWの回生型電子負荷です。交流、直流の両方に対応しており、インバータ出力やAC/DCコンバータ出力に1台で対応が可能です。UPS試験などに最適です。
【スイッチング式】 単体10kW、並列接続~50kW
Ene-phant®シリーズ
回生型直流電子負荷 50kWモデル
350V/750V/1,500Vの3種類の電圧に対応した大容量50kWの直流入力の回生型電子負荷です。並列接続により最大5台まで負荷拡張が可能です。
【スイッチング方式】単体50kW、並列接続~250kW
Ene-phant®シリーズ
回生型直流電子負荷 10kWモデル
680V直流電圧入力タイプで基本負荷モードに加えPVパネル試験に対応したMPPT(最大電力点追従)の機能も備えた直流入力の回生型電子負荷です。
【スイッチング方式】単体10kW、並列接続~50kW
Ene-phant®シリーズ
回生型交流電子負荷 10kWモデル
480Vrmsと幅広い入力電圧に対応した交流入力タイプの回生電子負荷です。複数台の組み合わせによる容量拡張や単相2線/単相3線/三相3線が可能です。
【スイッチング式】 単体10kW、並列接続~50kW