交流電子負荷または直流電子負荷の両用としてご使用が可能です。複数台の組み合わせによる容量拡張や単相2線/単相3線/三相3線が可能です。
長く使うものにこそ求められる価値を搭載。先を見据えた回生型電子負荷です。
単体で50kW並列接続により最大250kW(交流電子負荷として単相2線/単相3線/三相3線対応可能)まで容量拡張可能です。
本体標準価格(税抜):お問い合わせください / オプション価格情報はこちらをクリック >>
型名 | 電力 | 最大電圧 | 最大電流 | 系統電圧 | 標準価格(税抜) |
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NT-AA-50KE-L | 50kW | AC:350Vrms DC:750V | AC:175Arms DC:200A | 三相3線400V±40V 50/60Hz | お問い合わせ下さい |
型名 | 概要 | 標準価格(税別) |
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NT-AA-50KE-L/REC | NT-AA-50KE-L検査成績書 | お問い合わせ下さい | |||
TCP | 製品別トレーサビリティ (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) | ¥5,000 |
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SCI | 標準器試験成績書 (検査成績書(日本語版のみ)のご注文が必要となります) | ¥20,000 |
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AX-OP01 | マスタースレーブ接続1mケーブルオプション | ¥5,000 |
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AX-OP02 | マスタースレーブ接続3mケーブルオプション | ¥5,000 |
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AX-OP13 | 系統側三相3線200V化オプション | ¥500,000 |
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AX-OP14 | 周波数400Hzシームレスオプション(40-440Hz) | ¥525,000 |
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AX-OP16 | 周波数400Hzオプション(40~70Hz/380~420Hz) | ¥325,000 |
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AX-OP17 | 発電機用負荷モードオプション(GCC/GCR) | ¥240,000 |
- 特長
- 外観図
- 仕様
- カタログ
- FAQ
- アプリケーション
周波数400Hz(40~70Hz/380~420Hz/40~420Hz)対応
(工場出荷時オプション:AX-OP14/AX-OP16)
標準の対応周波数は40~70Hzとなっておりますが、オプションをご指定頂ければ航空機・船舶向けなどの交流400Hz(380Hz~420Hz)に対応が可能となります。また40~420Hzまでシームレスに応答可能な特注オプションを用意。産業用モーターインバータ(別途平滑用インダクタンスは必要)の評価・試験へも応用可能です。
負荷機能
交直両用の多彩な負荷モード
モデルにより異なりますが、交流・直流モードにおいて最大12の負荷モードに対応しております。
【負荷モード直流】
型名 | CC | CR | CV | CP | CC+CV | CP+CV | MPPT |
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NT-AA-50KE-L | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
【負荷モード交流】
型名 | CC | CR | CP | CF | PE | GCC | GCR |
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NT-AA-50KE-L | ○ | ○ | ○ | ー | ○ | ー | ー |
高電圧に対応
電子部品の高電圧化に伴う各種高電圧機器の出力負荷試験に広く対応できるよう1台で最大750V、2台直列接続で1500V(直列でご使用の場合は最大容量拡張2台まで、DCモードのみ)まで対応しております。
(工場出荷時オプション:価格お問い合わせ下さい)
直流
型名 | Lowレンジ | Highレンジ |
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NT-AA-50KE-L | 20~750V(40~1500V) |
交流
型名 | Lowレンジ | Highレンジ |
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NT-AA-50KE-L | 20~350Vrms |
MPPT モード
PVパネルを直接接続してIV特性などの試験が可能なMPPTモード(山登り法*)を搭載。*最大電力が得られるまで動作電圧と電流を調整し続ける制御方法です。
CFモード(クレストファクタ設定)
クレストファクタ(波高率)は1.4(サイン波)~ 4.0の範囲まで0.1のきざみで任意に設定可能です。これによりコンデンサインプット型のスイッチング電源などのクレストファクタを再現した試験が可能です。
PFモード(進み、遅れ電流位相設定)
容量性負荷(C)、抵抗負荷(R)、誘導性負荷(L)の各負荷模擬が1台で可能です。-90deg~+90degの範囲で位相設定でき、力率による設定も可能となっています。インバータの出力負荷として最適です。
GCC/GCRモード(発電機用負荷モード)
(工場出荷時オプション:AX-OP17)
エンジン発電機のように出力波形に歪みが含まれていても、新しい負荷モードGCC及びGCRでは安定して負荷を取ることができます。
系統連系(回生)
系統連系規定に準拠
系統連系保護装置認定試験に準拠した、系統監視ならびに保護機能を装備しており、一般的な市販パワーコンディショナと同等の監視・保護機能を有し、エネルギーを安全に無駄なく循環させることができます。各種系統監視機能は任意の値に設定が可能です。
回生電力ノイズ CISPRのClassAに準拠
回生電力ノイズがClassAに準拠。回生電力ノイズに起因した他の機器への動作不良などの影響がないように低ノイズとなっております。
業界最高水準の90%以上の回生効率
90%以上(定格負荷時)と高効率を実現。さらに定格電力の15%以上であれば80%以上の回生効率を実現。負荷電力の広範囲で高効率回生が可能です。
トランスを用いた電気絶縁を採用
電子負荷-系統間はトランスによる電気絶縁。安心・安全設計となっております。
ユーザーインターフェース
オシロライクな操作性
オシロスコープのボタン配列と操作性を採用。LCD画面上のボタンイメージに貼り付けたファンクションが切り替わり、直感的な操作が可能です。
非常停止ボタン
カーエレクトロニクス業界では必須となっている非常停止ボタンを装備。動作時はパワーラインのゲートブロック(コンダクタによる強制オープン ) します。誤動作を防ぐようにガード付きとなっており、外部制御 (Di 入力 )も可能です。
インターフェース
その他
ソフトスタート機能
電流立ち上がりまでの時間設定として1秒/2秒/5秒/10秒の4種類から選択できますので、試験対象の電源等の応答性に合わせて柔軟に対応することが可能です。
本体保護機能
電子負荷装置本体の保護機能として、8種類の保護回路を実装し安全な試験運用に対応しております。
直列運転による最大1,500V対応
(工場出荷時オプション:価格はお問い合わせ下さい)
直列接続が2台まで可能で、入力電圧を直列接続で最大1500V、最大容量拡張2台(100kW)
まで対応することができます。 (DCモードのみ)
単結概要図
交流・直流それぞれのモード時の単結図となります。
拡張容量最大250kW
マスタースレーブ構成で5台組み合わせることで、最大250kWまで容量拡張(三相は3台構成で最大150kW)することが可能です。急速充電器の試験や大容量のEVバッテリー試験などにご活用頂けます。
仕様
使用上のお願い
突入電流が発生する負荷の場合
突入電流が発生するDUTの場合、瞬時のピークや最大電流値を考慮した機器の選定が必要になります。
また、定格に近い容量で使用するような選定はせず、負荷率80%程度での使用を推奨いたします。
突入電流を考慮せず選定した場合、過電流や過電力により装置が停止、あるいは故障する原因となりますのでご注意下さい。
消耗品交換・メンテナンスの実施について
消耗品交換や定期点検、メンテナンスは当社にて承ります。
最寄の営業所にお問い合わせいただくか、ホームページからお問い合わせ下さい。
搬入・据え付け
製品のお納めは、原則「国内指定場所 車上渡し」とさせていただきます。荷降ろし以降の作業はお客様にて実施願います。
なお、時間指定配送、荷降ろし、工場立会試験、現地試運転などの作業は別途お見積もりのうえ当社にて承ります。
ご注文の際にお申しつけください。
以下をクリックしてご覧ください。
Ene-phantシリーズ (15)
LANで制御するサンプルコードです。
使用するにあたり、ocxファイルの登録が必要になります。
詳細は添付のPDFをご覧ください。
系統側の電流・電圧を測定します。
Ene-phantシリーズの筐体は、重量物に耐えられる構造になっておりません。
物を載せると筐体のゆがみや変形により、内部の機器に影響を与える場合がありますので、筐体の上に物を載せないようにしてください。
- 交直両用の負荷機能があります。
- 回生機能があります。
- 遅れ・進み電流位相及びクレストファクタなどの機能があります。
- AC/DC で使用できる負荷モードは異なりますが CC/CV/CR/CP などの多彩な負荷モードがあります。
- 回生型負荷としては kW あたりの価格がリニアタイプと比較しても安価です。
- 200/400V 系の交流電圧に対応できます。
- 最大回生効率は制御損も含んでも 90% 以上と高効率です。
Ene-phant(NT-AA)シリーズには、オプションを含めてアイボルトの追加は出来ません。
これは、機構の設計上の制限の為、特注などを含めて対応することは出来ません。
負荷電圧および電流をアナログ絶縁し、オシロなどで波形モニタリングするためのものです。
50/60Hz地域に関わらず、系統保護設定はデフォルト設定のままでNT-AAを起動動作させることができます。
基本的には、電力協議などで指定された設定値にして運用しますが、デフォルトのままで動作することができるような設定になっています。
矩形波には対応していません。
正弦波出力用の負荷装置となります。
将来的には対応を検討しています。
以下の確認をお願い致します。
- マスター/スレーブの接続が取扱説明書の指示通りになっているか確認してください。また、弊社より販売されている接続ケーブル以外のケーブルを使用している場合、正しく認識ない恐れがあります。
- 系統や負荷側の配線(High/Lowレンジ等)が、マスター機とスレーブ機で一致しているか確認してください。
- マスター機より「PARALLEL ON」を設定、スレーブ機に「Slave」の表示が出ているかを確認してください。
- マスター機とスレーブ機全数でアラームが発生していない事を確認してください。
並列運転時の外部通信は、インターフェースの種類により動作、仕様が異なります。
下記をご参照ください。
- LAN/USB/RS232C
→ 使用可能です。ただし、マスター機からの操作のみとなります。スレーブ機での通信は行えません。 - AI/DIDO
→ 使用できません。単体時のみの使用となります。
以下の事に注意が必要です。
- 並列運転時には単体運転時を大きく上回る電流が流れます。容量にあった線径のケーブルをご使用頂くようお願い致します。容量を超えるケーブルにて長時間使用し続けると、場合によっては発煙・発火の恐れがあります。
- 並列運転時にはマスター機からの操作をお願いします。スレーブ機からの操作は行えません。(非常停止を除く)
- 並列運転時にはマスター機の電流、電力の測定値は並列接続した全数の合算値が表示され、スレーブ機には各機の測定値が表示されます。
以下をご確認ください。
- クロスケーブルを使用しているかどうか
- 取扱説明書でNCとなっているピンがその通りになっているかどうか
- 5ピンが正しく接地されているかどうか
Ene-phant(NT-AA-10KE-L)は、LowレンジでDC70V以上、AC50V以上が動作範囲となりますので50V以下の機器には対応できません。
Ene-phant(NT-AA)シリーズは交流にも対応できるため、一見、直流機器の極性をどちらに接続しても良さそうに見えますが、接続には極性があり、逆に接続した場合は逆接続アラームが発生します。
端子台に極性が記されていますので、注意して接続してください。
負荷電流を引くことに重点を置いた負荷モードで、工場出荷オプションとなります。
ACにおいて
- 電圧波形歪が大きい
- 供試物の出力インピーダンスが高い
などの場合に、通常のCC,CRモードでは電流を引くことができない場合があります。
例として、発電機などです。
このため 負荷モードCC、CRの確度はある程度とし、負荷電流を引くことに重点を置いた負荷モードとなります。
これは工場出荷オプションとなります。
回生型電子負荷を活用したアプリケーションをご紹介します。