- すぐにライン投入することが可能
- 電源自動試験専用ソフトウェア「PowerTestSite/PW-800」は、Windows11に対応
- 旧製品PW-600のお客様は検査プログラムの再利用が可能
※川崎ものづくりブランド対象はmodel-800Eのみです。
電源自動検査システムPW-800は、40年以上実績のある電源検査のノウハウを専用試験器としたALL in Oneのパッケージモデルです。試験に必要なハードウェアもすべて負荷・測定ユニットであるmodel-800Eに内蔵されており、必要な入力源(AC電源もしくはDC電源)を選択することで、電源検査試験製造ラインのファンクションテスターとして、すぐにライン投入することが可能です。
また電源自動試験専用ソフトウェア「PowerTestSite/PW-800」は、Windows OS対応後20年以上実績のある最新版のソフトウェアです。
最新のOSであるWindows11に対応し、入手性の良い汎用PCを用いた安定度の高い試験環境を提供しております。
旧製品PW-600のお客様は検査プログラムの再利用が可能であり、過去のプログラム資産をそのまま継承することが可能です。
今後予期されるOSのアップデートにも対応予定で、安心してお使いいただける最新版の電源自動検査システムです。
お問い合わせください (本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
特長を動画でご紹介
- 5ch負荷/5chリップルノイズ測定/過電圧電源/DVM/DIO搭載とオールインワン試験装置
- ATEに特化した設計(デュアルADコンバータなど)により高速検査が可能(旧機種model-600Eモデルと同等)
- 拡張スロットにより、電源起動シーケンス測定や治具制御に便利なCONTACT(C接点スイッチ)の増設が可能
- 最大20chまでの負荷増設(ch容量最大1kW)と単相または三相6kVAまでと高い拡張性
- 20年以上の実績のある電源検査に特化した専用の自動検査ソフトウェアPowerTestSite/PW-800ですぐに試験ラインの構築可能
- 安全試験器と試験連動可能。SW電源のすべての試験がPW-800で構成可能(※詳細はお問い合わせください)
- 試験データはMicroSoftのAccessの保存方式(mdbファイル)を採用。 膨大なデータも効率良く保存・管理することが可能。またユーザーサイドで構築したDBへ取得データのインポートもmdbファイルから構築(※検査の実行にAccessは必要ありません)
- mdbファイルから試験結果を簡単に呼び出し、検査成績書への転送(Excel)が可能なDataview機能もPowerTestSite/PW-800に搭載
- 旧製品PW-600のお客様は検査プログラムの再利用が可能であり、過去のプログラム資産をそのまま継承することが可能(※システム構成ファイルの変更は必要です。また、検査プログラムの一部修正が必要になる場合があります)
構成
オートマティックパワーサプライテスター「model-800E」
負荷・測定ユニットです。 5ch負荷、5chリップルノイズ測定、過電圧電源(8ch)、DVM(16ch)、Di/Do(各8ch)を内蔵しております。 増設用汎用スロットを使い、シーケンス測定(3ch)やCONTACT(C接点スイッチ:8ch)の増設が可能です。
パワーメーターユニット
単相2線入力、三相3線入力の結線方式と容量に合わせたパワーメータ―ユニットを用意。 パワーメータ―を内蔵することで、高精度測定のほか待機電力測定(4kVAまで)及び突入電流測定にも対応。 AC接続パネルも準備し、DUTや治具と接続しやすいようにユニバーサルコンセントと端子台を搭載。
交流電源(8500/6700/400XACシリーズ)
8500シリーズ
6700シリーズ
400XACシリーズ
単相で500VA、1.25kVA、2kVA、3kVA、4kVA、6kVA、三相で3kVA、6kVAのモデルを検査電源仕様にあわせ任意に選択可能です。 ※パワーメータと交流電源は、USB-GPIB変換ケーブルによりGP-IB制御となります。
6700シリーズは、出力波形品質の良いリニアアンプ方式の交流電源です。パワーメータに匹敵する高分解能測定(0.1mA / 0.01W)に対応(オプション)。また、出力電圧600V指定オプションを追加することにより、全世界の電源電圧に対応した試験が可能となります。
ソフトウェア
ソフトウェア
自動検査ソフトウェア PowerTestSite/PW-800 は以下のような構成となっています。
名称 | 機能 | 備考 |
---|---|---|
Project Manager | メインメニュー画面 | 検査プログラムを機能別に管理 |
Editor | 検査プログラムの作成・編集 | |
Execute | 検査プログラムの実行 | 検査結果を保存 |
Data View | 検査結果をExcelに転送 | 別途Mictosoft Excelが必要です |
推奨動作環境
- OS Windows11 Home/Pro 64bit 日本語版
- RAM 8GB以上
- HDD 5GB以上の空き容量
- モニタ 1024 x 768 (XGA)以上
- USB 2.0 x 3ポート以上
Project Manager
最初に起動するメニュー画面です。日々の業務はここからスタートします。
Editor
検査プログラムの作成は左側の検査項目一覧から右側にドラッグ&ドロップし、内容を設定するだけです。
Execute
検査プログラムを実行して結果を保存するのが基本機能ですが、シリアル番号などの設定や実行条件等の設定を行います。なお、バーコードリーダでシリアル番号の入力や実行制御を行うことも可能です。
Data View
保存された検査結果(データ)の中から必要なものを抽出してMicrosoft Excelに転送することができます。Excelに転送後はふだん使い慣れた機能を使って検査成績書を作成してください。
仕様
標準価格(税抜):お問い合わせください
型名 | 概要 | 標準価格(税抜) |
---|---|---|
PowerTestSite/PW-800 | 電源自動検査ソフトウェア for PW-800 | ¥250,000 |
model-800E | 測定負荷ユニット/RC01 | ¥2,480,000 |
model-519/5A | DCソースコントローラ(5A DCスイッチ内蔵) | ¥390,000 |
model-519/10A | DCソースコントローラ(10A DCスイッチ内蔵) | ¥390,000 |
model-519/20A | DCソースコントローラ(20A DCスイッチ内蔵) | ¥390,000 |
model-519/50A | DCソースコントローラ(50A DCスイッチ内蔵) | ¥480,000 |
SC-860A | シーケンス測定ボード | ¥280,000 |
SC-816A | リモートボックス | ¥75,000 |
SC-820 | OVスキャナ | ¥80,000 |
SC-830 | DV用マルチプレクサ | ¥80,000 |
SC-840 | ユーザーズコンタクト | ¥118,000 |
SC-850 | デジタルI/O | ¥60,000 |
RK-100J | ステー無しラックマウント(100mm) | ¥25,000 |
PX-4J-JIS | model-800E用JISラックアダプター | ¥35,000 |
PX-5U-KIT-EIA | model-800E用EIAラックマウントキット | ¥58,000 |
PX-4J-KIT-JIS | パワーメーターユニット用JISラックマウントキット | ¥58,000 |
PX-4U-EIA | パワーメーターユニット用EIAラックアダプター | ¥35,000 |
PMU3335 | PW3335_パワーメータパッケージ | ¥587,000 |
PMU3336 | PW3336_パワーメータパッケージ | ¥918,000 |
model-800E/REC | パワーサプライテスタ 検査成績書 | ¥20,000 |
SC-860A/RE | シーケンス測定ボード 検査成績書 | ¥8,000 |
model-519A/REC | DCソースコントローラ 検査成績書 | ¥10,000 |
PMU3335/3336/REC | パワーメータユニット 検査成績書 | ¥8,000 |
TCP | 製品別トレーサビリティ (検査成績書のご注文が必要となります) | ¥5,000 |
SCI | 標準器試験成績書 (検査成績書のご注文が必要となります) | ¥20,000 |
アプリケーション
設計(半導体部品)変更時の再評価に便利な自動評価システム
当社自動評価システムは、評価プログラムをソフトウェアの知識なくとも作成することができ、静的なデータ取得を自動化させリソース削減することができ、評価プログラムを外注化せず社内作成することが出来る為、コスト削減も可能です。
PowerTestSite シリーズによるGP-IB コントロール
スイッチング電源自動検査ソフトウエアPowerTestSite シリーズ(PowerTestSite/MINI/PRO)は標準テスト項目で対応していない機器を使いたい場合、その機器のGP-IB コマンドを記述することにより機器の制御や測定結果を受信することが可能です。このアプリでは、GP-IB コントロールの手順についてご紹介します。
JEITA のスイッチング電源に関する規格
2012年8月31日現在のスイッチング電源に関連する規格は以下のようなものがあり、JEITAのWebサイトから内容を閲覧することができます。(保存、印刷は不可) 規格書について JEITA規格書の印刷物は有料となっており […]
回生電子負荷による大容量スイッチング電源の試験
このアプリでは、交直両用回生電子負荷装置Ene-phantシリーズを使った、大容量スイッチング電源の試験についてご紹介します。大容量スイッチング電源の試験を行う場合、言うまでもなく入力側の交流電源や出力側の電子負荷も大容量の機種が必要となりますが、出力側の電子負荷に回生タイプを使用することにより試験に必要なトータルの消費電力を低く抑えることができます。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。はやぶさ特急修理サービス
対象製品の修理からご返却までを、お預かり後5営業日以内に実施するサービスです。はやぶさ特急校正サービス
対象製品の校正からご返却までを、お預かり後3営業日以内に実施するサービスです。つばめ準特急校正サービス
対象製品の修理からご返却までを、お預かり後6営業日以内に実施するサービスです。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
FAQ
以下をクリックしてご覧ください
model-5XX (3)
- 電流測定用シャントがもともと使っていたものと異なる定格のmodel-519に変更した
- 組み合わせる電源の定格電圧がもともと使っていたものと異なる定格のものに変更した
上記の場合、PSFファイルの変更が必要となります。
出力定格電圧が異なる電源に変更した場合、以下の数値を変更した電源の電圧に変更します。
model-519のシャントが異なる場合は、以下の数値を変更します。
シャントの定格は、電圧に関してはフルスケール時に200mVを発生するものと使用しています。
なので、20Aシャントの場合は
R=200mV / 20A = 0.01
で、係数に0.01を設定します。
model-512はローレンジ10A、ハイレンジ5Aです。一方、model-602はローレンジ20A、ハイレンジ10Aです。
又、model-512はインバーター方式の為DUTの急峻な突入電流では電圧が降下します。model-602はインバーター方式+小型リニアアンプ方式 の為急峻な突入電流でも電圧波形は変化しません。これらの事から突入電流が大きくなったものと思われます。
冷却用ファン部分にほこりが詰まっている可能性がありますので清掃をお試しください。
それでも復旧しない場合、弊社サポート(PW-support@hq.keisoku.co.jp)までお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
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