
- 三相で15kVA~90kVAをラインナップ。世界各国の系統模擬に最適な線間電圧606Vrmsまたは1040Vrmsのオプションを用意
- 進み遅れの位相設定により、容量性負荷・誘導性負荷・抵抗負荷の再現と回生機能を有し省エネ評価に貢献
- 10kWと50kWモデルを標準品ラインナップ。最大150kWの三相交流負荷の構築が可能
交流電源と交直両用回生電子負荷を用いた、電力回生型の系統模擬負荷システムです。交直両用回生電子負荷は、消費電力を電力に変換する回生方式ですが、系統連系規定に準拠しており、エネルギー効率よくCO₂の排出量を抑えた系統模擬環境の構築が可能です。
また、交直両用回生電子負荷は任意の電力をプログラム制御でき、トレンド負荷を模擬しながら系統連系認証前のPCSの評価や、クローズドな環境下でのマイクログリッドの評価にご使用いただけます。
お問い合わせください(本体標準価格・税抜)
お気軽にお問い合わせください。044-223-79509:00-18:00 [土日・祝日除く]
お問い合わせ特長
系統連系認証前のパワーコンディショナー(PCS)の評価では、直接系統へ連系できないため、独立した系統模擬負荷が必ず必要となります。系統模擬負荷の構築は非常に簡単で、交流電源と交直両用回生電子負荷を準備するだけです。 動作原理はキルヒホッフの法則を利用したシンプルな方法で、PCSからの発電電力と交流電源の出力電力の総和を、交直両用回生電子負荷で常に消費させます。 交直両用回生電子負荷を用いることで、エネルギー効率よくCO₂の排出量を抑えつつ、PCSに接続した電気機器(家電・OA機器など)や容量負荷(LCR負荷)の再現が可能となり、モータ負荷(エアコンや冷蔵庫)を含めたトレンド負荷(1日の電力変化量)も再現できます。 そのため、マイクログリッドなどの評価に最適な系統模擬負荷システムの構築が可能です。
動作原理

アプリケーション

再エネ/発電/蓄電系統模擬負荷システム(模擬負荷:電力回生型)
系統連系認証前のPCSは直接系統へ連系できないため、独立した系統模擬負荷が必要となります。この負荷は交流電源と抵抗負荷で構築でき、PCSの発電電力と交流電源の出力電力の総和を常に消費する仕組みです。また、交流電源の周波数や電圧を可変できるため、簡易的な系統電圧変動のシミュレーションも可能です。
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選定・搬入のご注意
機器選定について
- 瞬時過電圧が発生する可能性のあるD.U.T(被試験物)を接続する際は、定格電圧に十分余裕のある機器をご選定ください。
- 当社電子負荷はレンジ幅が広くなっております。印加電圧、負荷電流に対し電力制限が掛かる場合がございますのでご注意ください。
- 0V付近からの低電圧領域での負荷動作を御所望の場合は当社ドロッパータイプの最小動作電圧がない電子負荷をご選定ください。
設置について
- 製品への供給電源はお客様にてご準備ください。
- D.U.T(被試験物)と製品との距離はノイズや配線抵抗等の影響があるため、できる限り近い距離でご使用ください。
- 負荷線は、短く、太い電線をご準備ください。
- 大電流を急速にオフした場合、負荷線のインダクタンス成分により逆起電力が発生して過電圧印加となる可能性がありますのでご配慮ください。
- 電子負荷へ負荷電圧をブレーカー等のスイッチにより印加する場合、負荷装置はLOADをオフの状態で行ってください。
- 電子負荷は空冷用ファンを内蔵しています。設置時に空気の吸入口及び排気口をふさがないようご注意ください。
- 当社製品は産業用の装置として設計・製造されており、ハイセイフティ用途(*)への使用を想定した製品ではございません。予めご了承ください。
(* ハイセイフティ用途とは、極めて高度な信頼性や安全性が要求され、機器の故障や誤動作により、信頼性や安全性が確保されない場合、生命、身体や財産等に損害を及ぼす恐れがある用途のことを言います) - 製品ご利用前には、マニュアル記載の注意事項を必ずご一読ください。
上記を考慮せず製品を選定、ご使用になった場合、装置が停止、あるいは故障する原因となります。ご注意下さい。
搬入について
- 大型機器の搬入に際しましては、建物入口の高さや設置場所までの搬入経路の確認をお願いいたします。
- 製品のご納入は、原則として「国内指定場所での車上渡し」とさせていただきます。大型機器などの荷降ろし以降の作業はお客様にて実施をお願いいたします。
- 時間指定の配送や荷降ろし、現地試運転などの作業は、別途お見積もりのうえ当社にて承ります。ご注文の際にお申し付けください。
保守サービス
修理・校正のご案内
当社では、随時製品の修理および校正のご依頼を承っております。一部の製品を除き、原則定額料金で対応させていただいております。消耗品交換・メンテナンスの実施について
製品を長く安全にご利用いただくため、当社では年に一度の定期的な点検をお勧めしております。以下に、ご利用年数における交換推奨部品をまとめました。ご参照いただき、メンテナンスをご検討ください。ご不明な点等ございましたら、お買い上げの代理店にお問い合わせいただくか、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

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