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- ワットチェッカー関連
- 無停電電源装置(UPS)
ADG-Lシリーズ(1)
Load Stationシリーズ (7)
LNシリーズのCRモードにおける設定確度の考え方
電子負荷は、内部の半導体回路を用いて、端子にかかる電圧及び電流から、抵抗値を設定していますので
設定範囲内の動作となります。
設定確度は以下の様な換算となります。
±{ (VIN/設定抵抗値の理想電流)×0.5% + 電流レンジのフルスケールの値×0.2% + VIN/50kΩ }
例えば LN-300A 電流レンジH(60A) VIN:30V I:10A で3Ωを設定する場合
(10V/3Ω)×0.5% + 60A×0.2% + 30V/50kΩ = 0.13726A … この値が10Aに±の範囲になる。
10A + 0.13726A = 10.13726A 30Vの電圧時 設定抵抗min 30V/10.13726A = 2.95Ω
10A - 0.13726A = 9.86274A 30Vの電圧時 設定抵抗max 30V/9.86274A = 3.04Ω
設定値 3Ωに対しては、電圧が30Vの場合 2.95Ω~3.04Ωの範囲となります。
CVモードで動作時に、設定電圧にならず「OVER CURRENT」アラームが出る場合は、電流レンジ及びカレントリミット設定を見直してください。
例えば、10V5Aの電源へLN-300C(500V/12A/300W)電子負荷を接続し電子負荷のCV設定を5Vにした場合、
電流レンジが適切に設定されている場合は、設定電圧5Vに制御されるが、電流レンジがL(1.2)となっていると
電圧が設定値まで到達せずアラームで停止します。
電流レンジを最適化します。
LNの持っている機能をLN内部のソフトでコントロールすることもよりMPPTに対応します。
そのためハードの変更は無く、MPPTオプションを追加しても電子負荷の基本的な機能は変わりません。
原因① 過電流保護設定のリミットが働いている
過電流保護機能として電流リミットを設定し、その電流に到達した場合は、レンジの状態に関わらず機能します。
対策: 電流リミットの値を見直してください。
原因② 下位レンジのリミットが働いている
電流レンジの切替境界の付近で計測値が留まると、タイミングによっては下方のレンジの最大値検出が働き、上方のレンジに移行せず「OVER CURRENT」として出力がOFFとなる場合があります。
電子負荷は電圧・電流レンジごとにそれぞれCR負荷量の調整値が設けてあります。
同じCR設定値でも、電圧レンジを変えるだけで負荷電流が若干変動しますのでそれに伴い電流リミット動作につながった可能性があります。
LNシリーズの、CRモードに対する電流オートレンジの切替タイミングは以下の通りです。
例)LN-300Aの場合
電圧レンジ(L:20V)に設定すると、電流レンジはMレンジから0.2500Ω以下を検出するとHレンジに自動で切り替わります。
電圧レンジ(H:120V)に設定すると、電流レンジはMレンジから0.7500Ω以下を検出するとHレンジに自動で切り替わります。
例えば、電圧を1Vにしていただき、抵抗値を可変すると、電流レンジが自動で切り替わる様子がご確認いただけます。
また、LN-300A電流のレンジのMレンジリミットは以下の通り6Aとなります。
CRモードでは、安全設計の為、低電圧時に急激に過大な電流が流れることを防ぐ目的で、レンジのリミットに達した際にアラームが出る仕様となっております。
「OVER CURRENT」アラームが出てしまう場合、電圧Lレンジでの電流オートレンジ切替ポイントとなる0.25Ω到達前にMレンジリミットが働いたものと考えられます。
対策: 電流オートレンジを電流Hレンジに切り替えてご使用ください。
参考)電流オートレンジの場合の電圧/電流設定目安
可能です。
以下、その手順です。
- 電子負荷の電源がOFFになっていることを確認します。
- フロントのEnterキーを押しながら電源を投入します。
- KGロゴが表示されるまでキーを押し続けます。
※初期化設定は、こちらのマニュアル付録A(P211)にも記載されておりますのでご参照ください。
シャント出力を、帯域2Hz程度のアナログフィルタを通し計測しています。
これを20usec程度の間隔で常時内部で測定しており、
コマンドがきたときの最新の値を返すような形です。
レンジ切り替えありません。シャント相当として、0.5Ωです。
SC-82/SC-83(1)
TRC-50F2(1)
LabView(1)
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