交流電源アーカイブ


計測技術研究所の交流電源(AVR – 自動電圧調整器, AC電源, VVVF)は、周波数変換器としても使用することができ、単相500VA出力の小容量タイプからマルチ相とマルチ出力(単相2線/3線、三相3線/4線)、さらに三相90kVA(単相30kVA)出力の大容量タイプまでフルラインナップされており、様々なご要望や幅広いパワーバンドに対応することができます。また省スペース・ローコストのPWM方式(スイッチング)と波形ひずみの無いリニア方式の2種類を用途に合わせてご用意しております。

突入に強いモーターやコンプレッサーの試験

モーター起動時の突入電流(起動電流)に影響されずスムーズに起動することができる独自の過電流フォールドバック回路が内蔵されており、モーターやコンプレッサー、パッケージエアコンなどの試験に最適です。(全シリーズ)

航空機に搭載される設備の試験

航空機イメージ

航空機や船舶などの電源周波数400Hzに対応した設備の地上での試験に最適です。(QA-T4-4シリーズオプション)

交流電源とは?

「様々な電圧や周波数の交流を安定して出力できるもの」です。

交流電源は何のために必要?

一般的な家庭のコンセントは交流電圧100V が出力されていますが、これは日本国内での話で、海外では様々な電圧が使われています。

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合わせて読みたい

交流電源とは?

このように世界には様々な電源電圧が存在しており、海外向けの製品を輸出するときは輸出先の国の電源電圧で動作を試験することが必要です。このような場合に交流電源がお役に立ちます。輸出先の国の電圧や周波数をワンタッチで出力することができますので、 簡単に試験することができるわけです。

また、最近の日本ではコンセントの電圧(100V)が大きく変動することは無く、停電もめったに有りません。しかし世界の国々では電源事情が悪いところもあるため、交流電源により電圧変動や停電をシミュレーションした試験にも使われています。周波数については50/60Hz が主流となっていますが、船舶や航空機内では400Hz などの高い周波数の電源が使われており、そのような場合でも交流電源を周波数変換機として使用し高い周波数の電圧を出力して各種試験に活用することができます。

QUAD Ene-phant® QAシリーズ
大容量プログラマブル交流電源

PFC回路を内蔵し省スペースと高効率を実現。信頼性の高い商用トランス出力方式と電圧・周波数変更を基本としたシンプルな操作性を実現しました。三相出力タイプ、三相400Hzタイプ、単相出力タイプの全11機種をラインナップと豊富なオプションをご用意しております。
【スイッチング方式】三相15kVA~90kVA、単相10kVA~30kVA

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8500 STD/ADVシリーズ
薄型・多機能交流電源

8500シリーズ

研究開発、製造、検査など様々な用途に合わせて搭載機能のバリエーションが違う2つのモデル(STD/ADV)を用意した、薄型・多機能交流電源です。
3kVAまでは2U、6kVAは4Uと業界最軽量・コンパクトサイズを実現しました。

【スイッチング方式】単相500VA~6kVA

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6900Sシリーズ
ローコスト交流電源

シンプル操作のローコスト交流電源6900Sシリーズは、電圧0~310V、周波数40~450Hzまでの出力に対応します。

【スイッチング方式】単相500VA~5kVA

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400XACシリーズ
小/中容量プログラマブル交流電源

交流電源400XACシリーズ

小/中容量プログラマブル交流電源「400XACシリーズ」(旧EACシリーズ)は3kVAと6kVAの2機種をラインナップ。単体で単相2線・3線および三相4線(3線)出力を切り替えて出力可能なマルチ出力交流電源となっております。

【スイッチング方式】マルチ出力3kVA~6kVA

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6700シリーズ
プログラマブルリニア交流電源

6700シリーズは、出力波形品質の良いリニアアンプ方式の交流電源です。パワーメータに匹敵する高分解能測定(0.1mA / 0.01W)に対応します(オプション)。

【リニア方式】単相500VA~5kVA

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交流電源 旧型名・旧製品

2023年3月1日に「旧」型名となった製品をまとめております。

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