MTBFって、そもそもナニ?
MTBFについて誰にでもわかりやすく解説
MTBFとは
MTBFはMean Time Between Failure の頭文字を取ったもので、日本語では平均故障間隔と呼ばれ様々な機器やシステムの信頼性を表す指標となっています。MTBFが意味するのは、ある機器が故障するまでの平均値であり、言い方を変えれば連続稼働可能な時間の平均値となります。
MTBFの算出
MTBFは以下の式で求めることができます。
MTBF = 機器の総稼働時間 ÷ 故障回数
例えば、ある機器が2,000時間稼働後に故障し、その修理後1,500時間稼働後に故障したとすると総稼働時間は 2,000 + 1,500 = 3,500時間となりますので、MTBF = 3,500 ÷ 2 = 1,750時間となります。
MTBFと似ているもので MTTF (Mean Time To Failure)という指標があり、同じ計算式で求めることができますがこれらの指標は対象製品が異なります。
指標 | 対象製品 |
MTBF(平均故障間隔) | 修理可能な製品(産業機器など) |
MTTF(平均故障期間) | 修理不可能な製品(電球など) |
関連情報
JEITAのスイッチング電源に関する規格 https://www.keisoku.co.jp/pw/app/185/