アナログとデジタルの違いって、そもそもナニ?
アナログとデジタルの違いについて誰にでもわかりやすく解説
言葉の意味は?
アナログ(Analog)は「連続した変化」(比例)を意味しており、これに対してデジタル(Digital)は「バラバラの数」(離散)を意味しています。
例えて言えば
比較的わかりやすい例は自動車のスピードメータではないでしょうか。昔ながらの車種ではアナログの針式メータとなっており、例えば時速100キロまで加速するときメータの針は連続的に上昇しますが、最近の車種ではデジタル(数値)で表示されるものもあります。その場合、0 → 1 → 2 ・・・ 99 → 100km/hのように表示され、これらの数値の中間は無く飛び飛びになっています。
それぞれの特徴
近年ではPCやスマホをはじめとして多くのものが「デジタル製品」であり、「アナログ製品」を探すのは難しいかも知れません。しかしながらアナログにはアナログの良さがあり、アナログレコードなど静かなブームになっているものもあるようです。
特徴 | |
アナログメータ | 変化が直観的にわかりやすいが、細かな数値を読むのは難しい |
デジタルメータ | 変化が直観的にわかりにくいが、細かな数値(桁)まで表示可能 |
アナログレコード | 原理的に「パチパチ」というレコード針の摩擦ノイズが入り、ダイナミックレンジが狭いが、「音に温かみがある」と感じる人もいる。 |
CD(デジタル) | ノイズが少なくダイナミックレンジが広い |
フィルムカメラ | 1本のフィルムでの撮影枚数が限られており、撮影してから写真を見られるまでに時間がかかる。 |
デジタルカメラ | 使用するメモリーカードの容量を増やせば撮影枚数は容易に増やせる。撮影後すぐに(または同時に)写真を確認することができる。 |
関連情報
デジタルリップルノイズメータ https://www.keisoku.co.jp/pw/product/measuring/ripple/rm-104-2/