電源周波数変換って、そもそもナニ?
電源周波数変換について誰にでもわかりやすく解説
周波数変換の必要性
私たちがふだん使っているACコンセントの周波数は地域によって違いがあることをご存じでしょうか。おおざっぱに言えば関東は50Hzで関西は60Hzとなっており、微妙に異なります。
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また、航空機の機内に設置されている装置は50Hzでも60Hzでもなく400Hzなどの高い周波数で稼働しています。このように電源周波数は1種類ではなく、地域などによって異なります。例えば、航空機で使用していた設備を地上で稼働するときは、周波数を400Hzに変換する装置が必要になる訳です。
周波数変換の方法
周波数変換器という専用の製品もありますが、一般的な交流電源を使って周波数を変更することも可能です。以下の表は、当社交流電源の仕様(抜粋)となっております。
シリーズ名 | 出力電圧範囲 | 周波数範囲 | 出力電力 | 備考 |
QA-T4シリーズ | 三相:0 ~ 310V | 40 ~ 70Hz | 15 ~ 90kVA | |
QA-T4-4シリーズ | 三相:0 ~ 310V | 360 ~ 440Hz | 15 ~ 90kVA | |
QA-S2シリーズ | 単相:0 ~ 310V | 40 ~ 70Hz | 10 ~ 30kVA | |
8500シリーズ | 単相:0 ~ 310V | 5 ~ 1200Hz | 0.5 ~ 6kVA | |
6900Sシリーズ | 単相:0 ~ 310V | 40 ~ 450Hz | 0.5 ~ 5kVA | |
400XACシリーズ | 単相:0 ~ 300V | 40 ~ 1000Hz | 3kVA / 6kVA | |
6700シリーズ | 単相:0 ~ 300V | 45 ~ 500Hz | 0.5 ~ 5kVA | リニア方式 |
関連情報
直流と交流の違いって、そもそもナニ? https://www.keisoku.co.jp/pw/support/oyakudachi/ac-dc-dif/