bpsって、そもそもナニ?
bpsとは
bps(bits per secondの略)は、1秒間に送ることができるデータ数を表しており、1bpsの場合は1秒間に1ビットのデータが転送されるということを意味します。
1ビットとは
データの転送は1か0の2つの値(2進数)で行われます。 信号として送る場合、LOW(電圧0V)とHIGH(電圧5Vなど)の組み合わせで下図のように送られます。この最小単位(1または0)のことを1ビットと言います。
※横軸は時間ですが、時間の単位はbpsによって異なります。
例えば10bpsの場合、1秒間に10ビットのデータが送られますので1ビットのデータを送るのに要する時間は1/10秒(0.1秒)であり、100bpsの場合は0.01秒となります。(実際はデータ以外のビットも転送されるので若干異なります)
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これを身近なもので考えると、高速のインターネット回線が100Mbps(Mはメガ)だとすると、1メガは106(100万)ですので、100Mbpsは100×100万=1億bpsとなり、1秒間に1億ビットのデータが転送されるということです。逆算すると1ビットのデータを送るのに要する時間は1億分の1秒となります。