カラーコードって、そもそもナニ?

カラーコードとは

 抵抗などの電子部品には、その定数を印刷するかわりに「カラーコード」と呼ばれる様々な色の「帯」が印刷されているものがあります。部品が小型化されたときに、その定数を数字で印字しても小さくて読みにくいため、その代用として色で数値を表すようにしたものと思われます。

カラーコードの例

 最も一般的な電子部品である小型の抵抗器には、下図のように誤差も含めると4本の帯(カラーコード)が印字されています。この帯の色によって、部品の定数がわかるようになっている訳です。(部品によってはもっと帯の数が多い場合もあります)

 第1数字第2数字乗数誤差(%)
黒 Black001 
茶 Brown11101
赤 Red221002
橙 Orange3310000.05
黄 Yellow4410000 
緑 Green551000000.5
青 Blue6610000000.25
紫 Violet77100000000.1
灰 Gray88  
白 White990.001 
銀 Silver  0.0110
金 Gold  0.15

 上記の例の場合は、10(茶-黒)×100 (赤)= 1000Ω(誤差5%以内)と読みます。

意味
第1数字
第2数字
乗数100
誤差5%

関連情報

コンデンサって、そもそもナニ? 

コイル(インダクタ)って、そもそもナニ? 

トランスって、そもそもナニ?