スイッチング電源検査で効率化を実現! 
自動検査システム「PW-800」の魅力と導入効果

スイッチング電源の開発や製造において、検査工程の効率化は非常に重要な課題です。従来の手動検査や旧式の検査システムでは、高精度な検査を短時間で完了させることが難しく、不良品の流出リスクや工程遅延が発生しやすくなります。

そんな課題を解決し、検査プロセスを効率化する革新的なシステムとして、スイッチング電源自動検査システム「PW-800」が注目されています。本稿では、「PW-800」の特長や導入効果、さらにどのように製造ラインの効率化に貢献するのかを徹底解説していきます。

「PW-800」とは?革新的な自動検査システムの概要

当社は1980年からスイッチング電源の自動検査装置を開発しており、「PW-800」は、40年以上にわたり蓄積されたノウハウが集約された自動検査システムです。PW-800は、試作段階や量産工程での電源品質検査を効率化するために、高度な機能と汎用性を備えています。

主な機能と特長

オールインワン設計「PW-800」は、システム動作に必要なすべてのモジュールを一体化したオールインワン設計となっています。これにより、複雑な配線や追加コンポーネントが不要で、省スペースかつシンプルに運用できるのが大きな魅力です。
高精度かつ高速な検査性能ひとつのユニットに5ch負荷/5chリップル測定機能を搭載し、高精度かつ同時に複数の負荷測定が可能。(最大20chまで拡張可能)これにより、従来のシステムに比べて極めて短時間で正確な検査が行えるため、開発・製造スピードの向上に貢献します。
優れた拡張性と柔軟性「PW-800」は、負荷チャンネルの拡張や使用機器の変更に柔軟に対応しているため、検査対象製品の仕様変更や新たな要求にも柔軟に対応可能です。長期的に運用できる設計で、効率だけでなくコストパフォーマンスにも優れています。
データ管理機能の充実検査結果のデータはMicrosoft Access形式(拡張子:mdb)で保存され、標準添付ソフトウエアにより簡単に使い慣れたExcelへの転送が可能です。(Accessアプリケーションは必要ありません)

「PW-800」の導入効果とメリット

スイッチング電源自動検査システム「PW-800」を導入することで、どのような具体的なメリットが得られるのでしょうか。以下に、その効果的な導入事例を基にした代表的な利点をまとめています。

検査時間の大幅短縮「PW-800」の採用により、従来の手動検査と比較して生産性が数倍向上した例が多く報告されています。検査業務を自動化することで、生産過程でのボトルネックがなくなり、結果的に出荷スピードの向上が図れます。
不良品の検出精度が向上高性能なリップル測定機能や負荷テスト機能により、従来では見逃されがちな微細な不具合も見逃しません。不良品の流出を防ぎ、製品品質の安定化を実現します。
人件費の削減検査業務の自動化により、これまで必要だった熟練技術者やライン作業員の負担を軽減。その結果、人件費の削減が可能になると同時に、労働時間の短縮や作業の効率化も実現します。
長期的な運用コスト削減「PW-800」の多機能性と拡張性は、今後の製品仕様変更にも対応できるため、新たなシステム導入コストやメンテナンス費用を最小限に抑えることができます。これは、投資回収期間を短縮する大きなポイントです。

「PW-800」の他社との差別化ポイント

市場にはさまざまな検査システムが存在しますが、「PW-800」には他社製品にはない大きな差別化ポイントがあります。

  1. 目視測定と相関が取れるリップルノイズ測定
    リップルノイズ測定機能は、「PW-800」ならではの特長であり、独自の「パルス幅デューティ比較方式によりオシロスコープによる目視測定と相関が取れる測定が可能です。
  2. 簡単プログラミング
    「PW-800」専用の自動検査ソフトウェア「PowerTestSite」は、初めて触れるユーザーでも簡単に使いこなせるもので、プログラミング等の知識は必要ありません。操作画面は直感的で、短時間のトレーニングで現場に導入できます。
  3. フレキシブルな拡張性
    DUT(検査対象スイッチング電源)の仕様が変わっても電子負荷の拡張や機器の変更、追加により柔軟に対応することができます。

「PW-800」導入事例:成功の実例を一部紹介

「PW-800」を導入した企業の多くが、生産効率の向上とコスト削減を実感しています。

事例1:中規模電源メーカー「A社」
導入前は、手動検査に時間がかかり、量産時に工程が滞りがちでした。しかし、「PW-800」を導入したことにより、1日あたりの検査件数が大幅に増加。さらに、手動検査による不良データの再確認作業も大幅に削減できました。

事例2:電源開発専業メーカー「B社」
品質基準の強化が求められる中、不良品検出率の向上が課題でした。「PW-800」を導入したことで、検査精度が劇的に改善。不良品流出率をほぼゼロに抑えることに成功しました。

まとめ:効率化を目指すなら「PW-800」がおすすめ!

スイッチング電源の検査プロセスを効率化し、品質を向上させたいと考える企業にとって、「PW-800」は最適な選択肢の一つです。その高性能な機能や柔軟なシステム構成、そして導入後のサポート体制により、多くの企業が導入効果を実感しています。

もし、現在の検査工程に課題を抱えているなら、ぜひ当社が提供する「PW-800」の導入をご検討ください。お問い合わせや製品デモのリクエストは、以下のリンクからお気軽にどうぞ!

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