電源の寿命判定って、そもそもナニ? 「リップルノイズメータによる測定例」
一般的にスイッチング電源の寿命は、電解コンデンサの容量抜けによって決まると言っても過言ではありません。電解コンデンサの容量抜けはアレニウスの法則(10℃2倍則)により、使用温度環境から推測はできますが、実環境では温度変化があるためり容易ではありません。容量抜けの場合スイッチング電源のリップル電圧が大きくなることから、新品と使用中スイッチング電源のリップル電圧を測定することで、故障予知することが可能です。リップルノイズメーターRM-104はオシロスコープを使うことなく、簡単にリップル電圧を分離し測定できる為、複雑な操作や個人差による測定誤差なく、スイッチング電源の寿命判定基準となるリップル電圧を測定することが可能です。