オシロスコープによるリップルノイズ測定って、そもそもナニ?
オシロスコープでスイッチング電源のリップルノイズを測定する場合、入力抵抗を1MΩから50Ωにインピーダンス整合する必要があります。(JEITA規格RC-9131Dでは測定インピーダンス50Ωでの測定を推奨)ただしオシロに内蔵されている抵抗器は0.5W程度しかなく5V以上の電圧を印加した場合、抵抗器が焼損しオシロを破損してしまうことがあります。
当社のTRC-50F2は抵抗器と直列にコンデンサを挿入しており、直流分をカットし測定信号のみを終端するようになっております。周波数帯域は1MHz~100MHzで50Ω終端され、スイッチング電源などのリップルノイズをオシロスコープで測定する際、破損することなく安全に波形観測することができます。