LEDドライバ対応電子負荷と、普通の電子負荷との違いは何ですか?

基本的にはCVモードの動作の応答が大きな違いとなります。
カタログスペックでCVモードの応答をを明記してあることはあまりありません。
対応負荷でも実機接続して確認していただくことをお勧めします。

LEDドライバは通常定電流出力で動作するため、負荷側としてはCVモードで動作させます。

LEDドライバ対応電子負荷のCVモード

  1. LEDを模擬するため、基本的にはCV+CRとなる
    つまりCV値以上の電圧が印加されると、CR値の抵抗値で動作する
  2. CV+CRモードの動作が高速
    CV->CRへの移行、CR->CVへの移行が高速になっている

普通の電子負荷のCVモード

  1. CV動作時は、インピーダンスが低い
  2. CVモードの動作が低速
    LEDドライバの負荷としては低速で、電流の立ち上がり時に電圧のオーバーシュートが発生する場合が多い