デッドタイムの設定方法
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実際の素子でのデッドタイムをSCATでシミュレーションする場合の設定例を紹介します。
下図のZVS-PWM降圧型コンバータでスイッチS1・S2のONデッドタイムを300nsとして設定しています。
PWM制御器でスイッチS1がOFFとなるタイミングを制御して、同期制御器SYCではスイッチS2のONタイミングがスイッチS1のOFFタイミングから300ns遅延するようにTransition Base:S1:T1 Synchronized S2:T0:300nと設定しています。
また、スイッチS1には初期モードOFFで先頭行が時間モードにて300ナノでONとなるように設定しており、下図のようにスイッチS1,S2ともに300ナノ秒の固定デッドタイムを維持して動作します。