検査プログラムを一括管理出来る方法はありますか?
※前提として、プログラムの編集はマスター管理PCのみで行うこととします。
- ファイル実態はNASに保存して共有する方法
- ファイル実態はマスター管理PC上で保存し、リムーバブルメディアを媒体としてコピーして使用する方法
各ファイルの同時アクセスが可能かの一覧です。
注意しなくてはいけない点があります。
- ネットワーク越しの場合、通信インフラに問題が発生した場合にデータの保証ができません
検査データ等の重要なデータはクライアントPC上で管理したほうがデータの安全性が高まります。 - MDBファイルは複数の環境から同時アクセスできません
検査データを格納しているMDBファイルは複数のプログラムから同時アクセスができません。
例えば、同じ検査プログラムを同時にいくつかの検査機(クライアントPC)で使用する場合、同じデータベースファイルを共有していると一つのクライアントPCがアクセス時にロックをかけてしまうため他のクライアントPCがアクセスできません。そのような場合は回避策として各クライアントPCでデータベースファイルを持つことで回避できます。
- USBメモリーを媒体とした場合、MDBのファイルサイズが大きくなることに注意が必要です
MDBファイルは検査するごとにファイル容量が大きくなっていきます。USBメモリーの様に容量が比較的小さい媒体に保存することは推奨しません。 - ポータブルメディアの場合ドライブレターを固定する必要があります
ポータブルメディアは接続したポート等でドライブレターが変わってしまう恐れがあります。
ドライブレターを固定する設定を行っていただく必要があります。 - 検査プログラムファイル(PSP)や検査プロジェクト設定ファイル(ini)はアクセスの排他制御が行われません
パスワードロック等で編集のロックをかけるなどして排他制御を行う必要があります。
詳しくは弊社サポート(PW-support@hq.keisoku.co.jp)までお問い合わせ下さい。