印加時間を数時間単位で設定する事は可能ですか?
E-Safety Player内にて、1メモリあたりに設定できる最大印加時間は999.9秒になっており、数時間単位での設定はできません。
E-Safety Player を使用して、数時間単位での耐圧試験を実現するには以下の2つの方法があります。
- 印加時間を0秒に設定
印加時間を0秒に設定すると、耐圧試験器ののアラーム保護もしくは手動操作で停止しない限り、連続で耐圧試験を続けるようになります。試験を開始し、所望時間 経過後に手動操作で停止して頂ければ長時間の試験が可能です。 - 連続印加オプション搭載機器にてメモリ間を連結する
メモリ間を連結する事で最大999.9秒 * 50メモリ分の時間までの試験が可能になります。ただし注意頂きたい点として、連続印加オプションの有無に関わらず同じ電圧値が設定されたメモリ間を連結すると、一度電圧値がゼロになってから再印加するようになります。 先の点を許容頂くか、設定電圧に分解能分の±設定(※1)を許容頂く事で連続印加が可能になります。
※1) 設定の一例
・耐圧試験器7470 と E-Safety Player にて、AC10kV の連続印加を1時間 (3,600秒) 実施したい。
>連続印加オプション搭載機器にて以下の7メモリを連結する。
メモリ1 AC10kV 900秒
メモリ2 AC90.99kV 0.3秒
メモリ3 AC10kV 900秒
メモリ4 AC90.99kV 0.3秒
メモリ5 AC10kV 900秒
メモリ6 AC90.99kV 0.3秒
メモリ7 AC10kV 900秒
以上2つの方法の内、いずれも許容頂けない場合は、耐圧試験器本体での設定をお願いいたします。