UDR-N60 4台で12G-SDI Quad-linkによる8Kビデオ再生
12G-SDIケーブルは1本で4K映像を転送することができます。UDR-N60は1台で12G-SDIx1系統で4Kが表示できますので、4台同期運転で8Kビデオ再生を12G-SDI Quad-link (SMPTE ST 2082-12)出力することができます。
12G-SDI Quad-link出力に必要な8K VPID(ビデオペイロードID)設定とアップロード時に行うマッピング設定を行う方法をご紹介します。
12G-SDI Quad-link出力に必要な8K VPID(ビデオペイロードID)設定とアップロード時に行うマッピング設定を行う方法をご紹介します。
VPID(ビデオペイロードID)に重畳する12G-SDI Link assignmentを設定
UDR-N60x4台で構成する 12G-SDIx4系統を1つの面としてVPID対応のモニタ等に認識してもらうために、SMPTE ST 2082-12規格にあるVPID(ビデオペイロードID)に重畳する12G-SDI Link assignmentを設定(エミュレート)することができます。
VPID(ビデオペイロードID)に重畳する各UDRの12G-SDI Link assignmentをUDRのフロントパネルまたはJUDRから設定します。
同様にUDRのフロントパネルまたはJUDRから、VPID(ビデオペイロードID)に重畳する12G-SDI Link modeをTYPE1-Quad-linkに設定をします。
SMPTE ST 2082-12規格のマッピングで8Kをアップロードする
JUDRの「アップロードオプション」と「カスタムレイアウト機能」を使ってSMPTE ST 2082-12規格のマッピングで8Kをアップロードすることができます。
アップロードオプション
オプション画面にて、レイアウトオプションをカスタムレイアウト、転送オプションを2サンプルインターリーブ方式に選択します。
カスタムレイアウト機能
4 x 4割当で、以下のように配置します。
バージョンについて
UDR-N60本体のファームウェアVersion.6.4.2(2021年7月28日リリース)以降で対応しています。
古いバージョンをお使いのお客様はアップデートが必要となります。
最新ソフトウェアおよびファームウェアは、こちらからダウンロードいただけます。
設定方法の詳細について
12G-SDI Quad-linkによる8K再生するための設定手順を記載した専用のマニュアルがございます。
当社のビジュアルウェア サポートまでお問い合わせください。