スタンドアロン動作で出来ることは？

【概要】

4K／8Kパターンジェネレータ（信号発生器）のEMVGシリーズの操作について、
すべての機能を使う場合は、PCによるGUI（付属する専用アプリ）を用いる必要があります。

ただし、スタンドアロン（本体のみ）でも相当程度の操作が可能です。

スタンドアロンの場合、各種設定や選択は本体のピアノSWを切替える必要があります。
下記へ設定可能な内容を解説します。

【スタンドアロン設定可能な機能一覧】

●Format Set：
SDI(BNC)×4出力に対して、ビデオIFとフォーマットの設定　
※次項参照

●SDI OUT Set：
3G-SDI出力のLevel設定（A / B）

●Frame Rate Set：
フレームレートの切替（59.94Hz / 50Hz)　※60Hz設定はGUIのみ

●Mapping Set：
マッピングの切替（SQD/2SI）※４Kおよび８Kフォーマットのみ

●Move Set：
　パターンのモーション動作　※モーションスピードはLow

●Sync Set：
SDI入力に対して、SDI出力を同期（同期ON/OFF）　
※Genlock 動作ではありません

●Pattern Set：
出力パターンの選択　※下記参照

【Format Set：①SDI ②ビデオIF ③フォーマット】

SDI(BNC)×4出力に対して、下記IFとビデオフォーマットの設定（切替）が可能です。

・3G-SDI×4：
2K(フルHD)フォーマット ×4系統出力

・3G-SDI×4：
4Kフォーマット ×1系統出力　※2SI/SQD

・12G-SDI×4：
4Kフォーマット ×4系統出力　※2SI

・12G-SDI×４：
8Kフォーマット ×1系統出力　※2SI/SQD　※8Kモデルのみ

【パターンの選択（Pattern Set）の一覧】

※8Kフォーマットでは以下パターンは設定できません
・Horizontal & Vertical Ramp
・Zone Plate
・Tartan Color Bar
・Cross Hatch
・Color Sweep

【バッテリー駆動】

本体には、IDX 社製 P-V212を取り付けるネジ穴があります。

バッテリー電源を使用する場合は、P-V212をご用意ください。
P-V212と本体を接続するケーブルは、オプション品として提案可能です。

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