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UDRの同期運転をおこなう条件と設定方法は?①
【概要】
4K非圧縮レコーダー・UDR-Nシリーズを複数台を用いた同期運転により、
4K 60pの2面出力(Nシリーズ2台)や8K出力(同4台)※FAQへのリンク等を実現します。
今回はUDR×2台時の必要条件や設定方法について解説します。
(本件はUDR同期運転の有償オプションが必要になります)
【UDR対象機種】
※UDR-40SやXL40シリーズも同期運転は可能です
(条件や方法は違いますので別途FAQページをアップします)
【条件①】各UDR間における、UDRフォルダの完全同一化
UDRフォルダ、すなわち映像コンテンツの尺も含めて完全同一化の必要があります。
逆説的には、SSDパックのメディア物理容量以外は、完全同一化が必要です。
すなわち各映像コンテンツのうち、短尺コンテンツに対しては何かしらのデータで
埋めて頂くか、長尺のコンテンツは削って頂く必要がなります。
※SSDビデオメディアのメディア物理容量は、相違があっても問題ありません
(例:6TBパックと12TBパック)FAQページへのリンク
【条件②】完全同一化に関する諸要素
各UDRフォルダの完全同一化の諸要素は以下になります
・フォルダ名
・フォルダテンプレート
・フォルダ容量 ※尺=連番ファイル枚数
・サブチャネルの有無
・複数フォルダが存在する場合は、格納フォルダ構成
外部PC等に格納されている画像ファイル名は本件に関係ありません
【設定方法 (例)2台同期の場合】
1.2台のUDRを同期運転状態にする
①機材配線
UDRマスター機のSYNC端子とスレーブ機のREF-IN 端子を接続します
※以下、配線イメージ図を参照
②マスタースレーブ設定
各UDRへのマスター/スレーブ、マスター機へのMultiモード、各ホスト名
2.UDRマスター機に対して、既存フォルダを削除する ※既存映像データ消去
自動的にUDRスレーブ機のフォルダも削除されます
3.UDRマスター機に対して、新規フォルダを作成する
自動的にUDRスレーブ機にも同仕様のフォルダが作成されます
4.画像ファイルのUDRへのアップロード
それぞれ各UDRごとにおこなってください
上記1~3をJUDRソフトウェアでおこなった場合は、引き続き各UDRに対して
COM1接続して各アップロードします
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